これらと比べて、Serato DJ Proの録音機能を使って録音したデータの音は非常に良かった。
今回CDやハイレゾ配信サイトで得たFLAC音源を使ったのだが、とても明瞭でハリのある音が記録されており、驚くほどの違いがあった。
しかし、音が違い過ぎて使いにくいとも思ったのである。
俺の家では、DJコントローラーからDJミキサーに繋ぎ、そこから20wクラスのアクティブスピーカー2組(つまりメインのウーハーが4基)に繋いで音を出しており、これとヘッドホンで音を聴いてDJをするわけだ。
Serato DJ Proの録音はコントローラーのマスターアウトから出る前の信号を録音しているので、デジタル信号のままか変換したアナログ信号かはわからないが、変質、悪く言えば劣化する前の音を録音している。
ようするに、プレイ中に聴いている音と録音している音の質がかなり違うのである。
後から録音したデータを聴くと思っていた以上に音が飛び出る、主に高中音がハネていてシャキシャキし過ぎた感じだ。
本来ならEQで調整する部分をそのままにした状態でプレイした感じになるので、個人的に気に入らない。
また、先のプレイではアニソンを使ったこともあり、2つの曲のメリハリがあり過ぎてミックスしている時に音がガチャガチャするのが余計に際立ってしまった。
そんなわけで今の録音環境では使わないほうが良さそうだと思ったのである。
ジャンル1本に縛ったプレイであれば、音は良いので使っても良いかもしれないね。
感想は以上。
Ed