今回はReloop Beatmix2 mk2をAmazonで新品を入手した。
長いこと倉庫で眠らせていたのだろうか、箱は縁周りが傷だらけだったが、開封してみると中の梱包やビニールは全く手がつけられた形跡がなく、非常に良い買い物だった。
輸入当初の金額はわからないが、各店舗のホームページを見たところだいたい38000円ぐらいで販売されていたようだが
これを17800円で購入した。
本機はSerato DJ introおよびSerato DJ Liteにプラグイン対応。
Serato DJおよびSerato DJ Proはライセンス対応となっているが、輸入当時Serato DJのライセンスコードを同梱した形で販売されていた。
既に俺は登録済みなので、必要な人が身近にいれば譲る予定。
手早く本機を評価すると以下の通りだ。
・ジョグ動作は軽く、タッチレスポンスは良好。大きいサイズとあって使いやすい。
・各ボタンの操作感は固めで安っぽい。
・ドラムパッドの反応はまあまあ。ベロシティ機能を搭載している各メーカー上位機ほどの操作感はなく、連打には不向き。
・ピッチフェーダーがDJコントローラー群の中では比較的長めだが精度がイマイチ。(例:BPM150の曲をレンジ±8%で0.07以下の数字調整がほぼできない)
また上端と下端のアソビがありすぎ。
・Serato DJ LiteからSerato DJ Proにアップデートしてもコントローラー上で使えるHot Cueは4×2なのが残念。
・サンプラーボリュームフェーダーがあるのは良い。
・全体サイズがちょうどよく操作しやすい。
・ヘッドホンボリュームが極小音量から音が出るので、ホームユーザーの耳を痛めない。
・Fxノブの切り替えスイッチはやっぱりある方が良い。
・HP/LP Filter専用ノブが無いのが残念。
・見た目に反して軽いので持ち運びは楽。
・マスターボリュームが他メーカーと比較してあまり音量が出ないので、現場で使うならミキサー(プリアンプ)やパワーアンプで音量を調整する必要があるかも。
しかし、Traktor Kontrol S2 mk3やDDJ-400よりは良い音が出ていると感じた。
(Reloopの安価製品群は家では必要十分程度でそんなに音量が出ない。
過去に確認した機材:TerminalMix2、Mixtour、RMX-33i)
・クロスフェーダーは他メーカー同クラス製品群と同様のキレと滑らかさ。
といった感じで、2chオンリーの仕様ということもあって非常に使いやすいのだが、ショップオーナーさんがオススメするほど良いとは思えない、今ひとつ足りないコントローラーだった。
レビューは以上
Ed