相変わらず酒に金を飛ばして金がない。
そんなわけで、いつも古くて安いミキサーを買ってくるわけだが、このミキサーたちにはエフェクターが付いていない。
どこぞの方はなんでもかんでも1台に詰め込んでいるものよりも、機器毎に役割分担されてシンプルな機能の機器の方が良いみたいなことをおっしゃられていた。
だからか知らないが、音にうるさいDJの方々が高評価をしている高級ミキサーにはエフェクターが少ないもしくはついてない物が散見される。
さて、俺が仕入れてくるミキサーは決して販売当時高級だったわけではないが、外部エフェクターを繋げるためのSEND/RETURN端子が装備されているわけで、それはつまりこのミキサーが販売されていた当時にDJが使用していた外部エフェクターがあるということだ、と思ったわけ。
そこでマーケットで見つけてきたのがこちら
Pioneer EFX-500
メーカーサイトの商品ページ
現Pioneer DJで販売されているRMXシリーズの先代的モデルだ。
購入金額は5980円と激安
販売当時の情報があまり見つからなかったのだが、スケルトンホワイトカラーが6万円だという広報ページを見つけたのでその辺りの値段だったのだろう。
YouTubeに当時の紹介動画があるのでこちらをリンクアップ。
俺は普段のPCDJや会場のミキサーでもあまりエフェクターを使わない(というか使う技術がない)のだが、とりあえず適当に操作してみたところ、最近の機器に併設されたエフェクターよりも効果量やEQ等、細かく設定できるので操作の幅が広い。
正直、かなり練習しないと使いこなせそうな気がしない(^◇^;)
最近のパッドエフェクトのようなフィルター操作はなく、原音がそれなりに残る感じの効果内容だ。
エントリーからミドルクラスのミキサーに装備されているエフェクターと種類も音の具合も似た感じがあるので、既にそういったミキサーがある現場に持ち込む必要はなさそうだ。
しかし、各操作ボタンやノブのサイズが大きく、また配置間隔が離れているので多様なサウンドコントロールを行うのであればDJミキサーよりも断然このエフェクターの方が使いやすそうだ。
個人的に好きなのが右側のデジタルジョグブレイクで操作するJETの音がすごく気に入った。
今後も手をつけるミキサーはシンプルな機種を選択するつもりなので、しばらく自宅と現場の両方で使ってみようと思う。
Ed