備忘メモ(母上のこと) | 思考の整理と記録の日記~バツ②母ちゃん+息子3人+ばあちゃん+犬2匹・猫5匹・亀1匹~

思考の整理と記録の日記~バツ②母ちゃん+息子3人+ばあちゃん+犬2匹・猫5匹・亀1匹~

バツ①からバツ②へ‥( ω-、)
そして2LDKの小さな実家で実母と同居で5人家族に。

病みながらも必死に毎日ホゲホゲ~と生きてます☆

ピック病(前頭側頭型認知症)


■特徴 

・記憶や認知機能は比較的保たれる 

・とにかく座らない 

普段は座りっぱなしだげど、立って家事している私と一言でも会話すると、その場で話すのではなく立ち上がってその場でゆらゆら揺れながら話すか、わざわざ台所へ入ってきてゆらゆら揺れながら話す

・入浴拒否、髪を切らない あり

・同じ行動を繰りかえす(常同行為) 

・楽しい場面でないのに笑う あり

・同じ経路をグルグル回る=周回(有名な徘徊と異なる) 

・変なものを口にする(異食) 

・甘いものをよくたべる 

・ドカ食い あり

・尿失禁・時刻表的な行動 あり

・万引き等の反社会的行為 疑惑、願望あり(タバコを吸ってみたい悪いことをしたいと言ったり、悪いことをしてる人はかっこいいと言ったりするようになった。元々はそのような考えを持つこと事体を恐れるような性格だったのに)

・ちょっとしたことでスイッチが入ったように怒り出す(スイッチ易怒) 

・いわゆるマイペース 

・立ち去り行動 

・二度童 あり(急に小学生低学年の子どものようにはしゃぎ出す)



※家族の感触としては、「物忘れが激しくなった」と言うより、「人格が変わった」と感じる

かなり変わったと感じる




「感情面」で見られる症状


ピック病(前頭側頭型認知症)における症状の中でも、特に初期段階で顕著に見られるのが感情面の障害です。

感情の急激な変化により、急に怒り出したり、突然泣き出したりすることがあります。認知症の方が、急に人格が変わったような行動をとる原因のひとつにピック病があります。


突然涙ぐむ、泣く


突然ハイテンションになる

(小学生低学年くらいのようになる)



「言語面」で見られる症状


ピック病の進行にともない、言語面での変化もあらわれます。

同じ話や言葉をくり返したり、言葉が出にくくなります。これらの言語の問題は、日常生活のコミュニケーションを困難にし、社会的な交流面でも大きな問題をもたらします。


スキンシップによる非言語的なコミュニケーションなど、症状に合わせた適切な対応をとることで不安や焦りによるストレスを抱えないようケアすることが重要です。


テレビから聞こえる言葉を何度も何度も繰り返し声に出す


初めて話すように昔の同じ話を何度も話す



「行動面」で見られる障害


ピック病(前頭側頭型認知症)は、行動面でも変化をもたらします。以下に、ピック病が引き起こす代表的な行動の変化を紹介します。


(1)反社会的行動

ピック病の方は、自分本意な行動や反社会的な行動をとりやすくなります。例えば、列の順番を守らず割り込む、盗みや万引きをくり返すなどがあげられます。


本人は気づかなかったと言うが、列の横入りや商品をベタベタ触りまくることあり

(商品を触りまくってて知らないおじさんに注意されたり、満員の喫茶店に入って「出てください!」と追い出されたとのこと)


普段はテレビに興味がないのに警察24時的な番組の高齢者万引きのところだけ、不自然なほど前のめりになって手に汗握りながら食い入るように見ていたのが引っかかる。


私が台所の流しで手を洗っている最中に体をねじ込むようにして我先にとコップに水を汲もうとしたこと数回あり。(手を洗っているのが見えてないかのように悪気はなさそうだったが元々の母上の性格上ありえない行動)



(2)常同行動

毎日同じ行動をくり返す「常同行動」もピック病ではよく見られます。例えば、同じ時間に同じコースを散歩する、毎日同じものを食べ続けるなどがこれにあたります。


毎日だいたい決まった時間に買い物散歩に行くが結婚してから50年のルーティンなので深刻なものかはわからない。


(3)被影響性の亢進(こうしん)

ピック病の方は、他人の行動を反射的に真似る模倣行動をとることがあります。これは「被影響性の亢進(こうしん)」と呼ばれるものです。また、これまでの行動を突然やめてまったく異なる行動をとることもあります。


私の行動や言葉を真似る。

会話中は絶えず常にオウム返しする(ひどすぎて会話ができなくなる)。


無意識なのかバレないようにしているのかわからないが、知らん顔しながらも視界のすみに私を入れて、私の動きに合わせて動いたり声を出したりする。

食事中の箸の上げ下ろしや咀嚼、テレビに顔を向けるタイミングなどを合わせる。


誰かが鼻歌を歌うと、全然違う鼻歌をかぶせて歌い始める。(ちゃんとした曲ではなくトゥルットゥルーやチャッチャラチャーみたいな効果音のような音を出すことも多々ある)


(4)意欲や自発性の低下

ピック病が進むと周りのことに無関心になってきます。意欲や自発性が低下し、身だしなみに気を使わなくなる、注意力が低下するなどの症状が見られます。


風呂に入らない


散髪屋に行かず自分で適当に散髪する(一応気にかけてる?)



(5)食の行動の変化

偏食や過食、または同じものを食べ続けるなど、食に関する行動にも変化があらわれます。


元々は少食でそんなに食べなかったのが餓鬼のように見えるほど食べ物にがっつくようになった。

食事をし始めて10分くらいは家族の会話も耳に入らないほど食べ物だけを見つめて口に運ぶことに集中してすごいスピードで喰らいついて、人間ではない動物のような感じ。



【常同行動】

決まった時間に決まった行動をする(時刻表的生活)

同じコースを、毎日2回以上歩きまわる

同じ内容の話や言葉をくり返す

同じものばかりを食べる、同じメニューをつくる

絶えず膝を手で擦り続ける、手でパチパチと叩く(反復行動)


真夏の暑い時もどしゃ降り雷雨の時も毎日だいたい同じ時間に買い物散歩。1日1回。


しょっちゅう手と手をこすり合わせている。




【脱抑制】

本能のおもむくままの行動(わが道を行く行動)

万引き・痴漢・放尿

周囲や他者への配慮や礼儀に欠ける

時として、衝動的な暴力行為

過ちを指摘されても、悪気なくあっけらかんとしている


線路に入って行こうとしたこと2回あり。

(子どもの頃に通ったことがあるらしく、近道になるからまた行ってみようと思ったけど怖くなってその時はやめたと話していた。逮捕されるから絶対に入らないように話すと絶対にしない!と言ったが何日も経って、また行ってみようかなと話し始めたので、危ないし逮捕されるし賠償金払わされるよと話したら、絶対に入らない!と言って、それからは行こうとしていない)



【被影響性の亢進(影響されやすさ)】

外的刺激に対して容易に反応するあり

相手の言葉をそのまま応える(オウム返し)完全にあり

相手の動作を真似する(首をかしげれば同じようにするなど)完全にあり

カラオケで他の人の順番なのに、イントロが始まると歌い出す完全にあり

目に入った文字をいちいち読みあげる完全にあり

注意・集中力低下あり

落ち着かずひとつの行為が続けられない

関心がなくなると診察室や検査室から出て行く(立ち去り行動)



【感情・情動の変化】

初期から感情の変化が乏しくなるあり

理由なくニコニコする一方、不機嫌なときがあるあり

他者と共に笑い、共に感動するといった情緒的交流が少なくなる

病識の欠如

自分が病気であることの自覚がない

受診や通院が困難になる

昔から病院嫌い


【言葉の障害】

言葉の意味がわからなくなる

文字の読み間違いが多い

物の名前がでてこないあり



【食行動異常】

食欲が変化し、たくさん食べる、盗み食い、隠れ食いあり

嗜好が変化し、甘いものや味の濃いものを好む

毎日決まった食品を食べる

十分に咀嚼せず嚥下するため、窒息することがある



【自発性の低下】

家事をしなくなるあり

常同行動以外は何もせず、ゴロゴロしている

あり(ゴロゴロはしないがずっと椅子に座りっぱなし)

質問をしても真剣に答えない(考え不精)

あまり考えずに即答する行動(当意即答)