住所不定...ここに居場所はない...現在地はその名を失った...違法看板を蹴り倒す...存在価値は身分証明という紙切れにすぎない...自意識のデモパレード...警鐘を鳴らせ...
あとは適当に飾り付けて...今年のクリスマスは特別なんだ...おじさんは元気かい?普段通り...たまに皮肉も言うぐらいねぇ...まったく...どこ歩いても老人だらけだよ...年の瀬というのに静かな街だね...
鳥肌が立つ...センチメンタルな臭気を放つ決め台詞に...思わず焦燥感が背筋に走る...ライターの発火音が心に染みた...まるで喉元に広がるメントールのように...
後ろから両手で目隠しをされた...やさしい南国の日差しが包む...小屋の外は緑が生い茂り...心地よい鳥の鳴き声の中...キミの耳元でこう囁く...難破船は月日を経て小さな島の岸辺に打ち上げられました...
秘境の最果て...時がとまる...物凄い眺めだ...干からびた大地に宿るひとつの生命...張りめぐらされた根...人間はあまりに無力すぎる...クラウディアよ...大地で眠ろう...
冤罪に紙切れが飛ぶ...向けたシャッターの方向はあしからず...入れ違いの同系色...列をなす当事者の吐き出し口は雑木林の中だ...おそらく吹き溜まりの処理を怠ったからだろう...
見切り発車のつもりか...監視体制は度を超える...時空の裂け目から張り出したタイムキーパーの陰険な視線に身をよじらせる...記録が記録を生む...まったくだ...これが安全の最高基準のモラルを生み出した社会の行く末だ...
ほら吹きの強風注意報...縁石の上でバランスをとる...無礼者め!ハイツに侵入したのはオマエか!?言葉の端を折るようだが...そいつは厄介だな...世話好きの仲介人はあくまで第三者だ...いい年して柄にでもねぇーことすんなよ...