躍動する気持ちを胸に...風下に向かって下降する...紙飛行機は池のほとりで羽を休めた...いつかはその地面に柔らかい若葉が生え...大空に向かって周りのどんな植物よりも大きく育つだろう...
解熱剤の透き通る匂い...怖い夢から覚めた...確かあの引き出しにキャンディーが...最近何かと口が寂しいのも...きっと感心が薄れてしまったからだろう...信号機が壊れたまま...ただ遮断機の音は鳴る...単調なリズム...君は言う...「海岸線に浮かぶボートはこちらに合図した」
オマエにジョークは通じない...セラミック加工の心の膜を胸にまとう...追い詰められると水を飲むクセ...外出先で取り繕う会話は機械じみている...ふと頭の中で浮かんだ...かつての古代王朝では気品が重んじられたよ...
僭越ながら...高飛車な紙の折り目を許してくれ...身内上の手前...責任はまのがれない...一家は手を揺らし取り乱す...向こう見ずな実直な態度は功を奏するか...あとは簡単だ...目の前の歩行器を蹴りだすだけさ...
驚異的なスピードで駆け巡る...まぶたの裏であらゆる想定を網羅した...終電はもう駅を出ただろう...闇夜で待ち伏せをくらったのも...他でもない...個人的な都合のせいだ...
つぶさにただトランプを積み上げていく...5835の最大公約数は?良心は汲み取られた...肉眼ではどんな葉も葉緑体までは見えない...たやすく人の心でも見透かした気にでもなってればいいさ...