まるで口の中一杯に砂を入れて噛み砕くようだ...舌の両端から湧き出る唾液も砂の吸水効果でまったく機能しない...欲望の巣に一度足を踏み入れると砂が繰り広げるアリ地獄の恐怖にさいなむ...
ステンドグラスは鮮やかに...白羽の矢が立ったのは他でもない...大きな誤解を生むのが筋だろう...だがキミに送ろう...湾岸都市に隣接したベイルートは春風に染まる...
卓上にのった醤油さしを見つめる...感情の起伏が激しいのは親の遺伝か...模様の境目はアーティスティックな区切りだ...とりとめもない作業...この指針でカタチにする...現在時刻とのせめぎ合い...どことなくフツツカなのも生まれ持ったさだめだ...
核心を突いた...この切れ味は三枚刃だろうか...駅の出口のイルミネーションに紛れ込んだ盾を持った騎士...どうせ腐れ縁なのだから構わない...いっそ のこと言い返してやろう...矛ひとつで制す戦いもある...攻撃こそ最大の守備なのだ...
グローバル化が事の発端かもしれない...荒唐無稽...卸し売りだってさ...アダとなった買い言葉...1インチに集約されたネット社会は日々更新されていく...先駆者たちが追い求める光は同時に闇も映し出すのだろうか...
サフランの香り...消耗品か...拭いて捨てる程ある真似事の手毬遊び...脇役は三枚目だったっけ...シナリオライターの自己満足にとどめろよ...箇条書きの作中人物は皆...事件関係者だ...
濁流に飲み込まれ水面から挙手するライフセーバー...自分の責任だろ...ともかく問題処置が先決だ...白昼に響くSOS...ガイドラインはしびれを切らした...被害者は身元不明の中年男性...右頬に大きなホクロ...服は作業着...ヘルメットから建設業に携わる人との報告です...
指の爪を噛む...先頭の見えない車の列に思わず歯肉に力が入る...渋滞野郎だ!どの面下げてんだ...融通の利かないマヌケどもが...チクショウ!ケツで待っていやがれ!なんだって白昼堂々に...クラクションが騒がしい...そうだった...あばずれ女の厚化粧ほどたちが悪いものはない!
コノッ!端くれが!先天性の不全だろうか...しきりに頭を掻きむしるクセは直ったか?真のアホは風邪を引いたことに気付かない...昔...和尚がこう言ってた...小便小僧がガムシャラに鐘を打つから昼時が分からないんだってさ...
アイスピックは角に強い...鋭角65度を貫く...今でさえ上辺だというのに...尖った先端で心に爪痕を残す...自分を着飾る体に付けた調度は警戒色だ...しきりに挑発する勝負服の印象は強いものがある...