燃える山際は次第に暗闇と同調する...小屋の外へと走り去った...今度からは素直に喜ぼう...泣きたいときは泣けばいい...涙で焼き増しした光景...海道を抜けると広がる懐春...風の歌はアンサンブルだ...
パーカーにナイロンパンツ...どこへ行こうが構わないぜ...昨日の頭痛はどこへいったのか?臆病だった腰つきも今では立ち直った...こんな日はどこか知らない場所へ行きたい...喜望峰を通過したまま遊覧船は消息を絶ったそうだ...
何故だろう...動悸がする...仕切られた狭いスペースで足を曲げる...異国情緒のガーデニングに思いを馳せて...行く先は知らない...貼られた郵便切手はオリンピック記念のものだ...
スポットライトなんて浴び慣れたよ...ふんっ...大根役者のくせに...本物の役者は口で語らず目で語るんだよ...その歳相応の貫禄というか...しかしキミも寝ぼけたこと言うね...口ほどにもないよ...
殺風景なところだね...年甲斐にも快適とは言えない...仕方ないよ...ここいらでワンショット撮ろうか?今日のスケジュールはこの他に?野外の撮影は不向きだろ...現状維持が今の実態かもね...
縛った風呂敷をほどく...うたかたの花はその実を結んだだろうか...道端の標識に早まる足取り...待ち合わせはマツボックリがなる頃に...よどんだその素顔...オメェに合わせる顔がねぇ...
やっとの思いでタバコに吸いつく...ニコチンが神経を満たす...やさぐれた浮浪者は瞳孔が赤いとはよく言う...無鉄砲にもがくだけじゃ駄目なんだ...花瓶にさしたハルジオンのつぼみに水をやろう...