なんだか照れくさいね...こうして肩を並べるとまた違った心境だ...よく考えてみると常識というのは実にくだらない物かもね...どこの場所も同じモノとは限らないし...一般的というのは今じゃ通用しないかもしれない...
メロディーを頭の中で反芻しながら...いつかの憧れ...映像シーンの中に浮かぶ姿...若者たちへの生き方の反映... 時代を飾った流行はいつだって常識に逆らってきた...今の僕らに残されたレコードテープ...時代は絶えず変化している...まだ見ぬ明日にプロジェクタを照らせ...
往年の端くれだろ...略歴は相応なのか...手で塞いだ口は動揺を表す...ふと浮かんだ考案を頭の中でめぐらした...今とないチャンスだ...思わず乾いた下唇を噛み精一杯ほころぶ頬を隠した...
キミの微笑む傍らで...「簡単だな」...タバコの灰を落としながら...芳香剤だろうか...香水混じりの匂いがする...かすかに部屋へと入る外灯の光...薄闇の中で...こう囁く...「今宵のメイントークは叔母さんの別荘についてだ」
待ち伏せしたジレンマの隙間をかいくぐる...イエスかノーか?下心を隠そうとマバタキでやり過ごす...その反動なのか...ヒザの上のコブシを握りしめた...内鍵がかかる...もう部屋には戻れない...悩んだら起こそう...小さなアクションを...
鼻を挟んで...コークスの焼けた匂い...つま先で軸を合わせる...臨海地区はすでに候補地だなんて冗談はよせよ...受け取り方にも問題はあるが...さびれた街が整備され工業化されたよ...地方から働き手がスコップ片手にやってきた...
石のつぶてを投げた...まのがれてはいけない...そらした視線もキミの言葉を待ち望む...直視してしまったら醜さを認めてしまいそうだ...なぜ人間には三半規管があるのだろう...目が慣れたのはおう面鏡が映し出す逆さまの世界だ...