さて、日本共産党ネタが多い様な気がするが、それだけ活動が活発で目につきやすいのだと考えてもらいたい。
別に、俺が共産党を支持しているわけでは無いことは、今までの書き込みを見れば分かってもらえると思う。

さて。

俺は比較的大きな地方都市に住んでいて、当然の様に市議会に日本共産党の議席がある。
そしてその流れで、大きめの駅に行くと、たまに日本共産党の活動家が演説をしている。
それは良い。
日本は民主主義国家であり、言論と思想信条の自由は保障されている。(最近怪しい気もするが、公にはそういうこととなっている)
で、問題はその活動家の主張だ。

戦争中赤紙が来て徴兵されていったようなことは、絶対に許せない。
と言うようなことを歌い上げていた。(通りすがりで熱心に聞く気にはなれなかったので違うかもしれない)

で、ここで問題だ。

満洲事変に始まる戦乱は、まあ、日本のせいなのだろうと思う。(もう少し上手く立ち回れよとは思う)
では、日本全土を焦土に変えるようなことになった日米戦争はどうだろうか?
これも、確かに日本に責任の一端はあるだろう。
終わらせ方を全く考えずに始めてしまったというのもそうだし、現状を正しく分析していた人はいたのに、その意見を全く聞かなかったというのもそうだろう。
だがしかし、それでも、国際的な共産主義者の暗躍が無ければ、日本はあれほど悲惨な戦争に突入することは無かったのでは無いだろうか?
そういう研究結果が続々と上がってきている。らしい。(専門家では無いし、まだ新しい事柄が出てくると思うので、断定は出来ない)

この流れについて日本共産党はどう考えているのだろうか?
確かに、戦前の日本共産党は日本人的な革命の方法を考えていたために、本体からかなり煙たがられていたようだ。(色々な本を読むとそういうことになる)
では、戦後の日本共産党はどうだろうか?

ぱっと思いつくのは朝鮮戦争の時に、日本国内で破壊活動を行っていたことだ。
これは明らかに戦争を幇助する行為だったと言えるのでは無いだろうか?

安保改正の時に、大学で暴れたことは?
今の日本共産党が平和を訴えているのならば、安保闘争を否定しなければならないと思うのだが、そんな話は全く聞こえてこない。

昔の日本共産党がやったことなので自分達は関係ないと、そう考えているのだろうか?
戦前の日本の責任がどうのこうのと主張しているというのに?
全く説得力が無いように感じるのは、俺だけなのだろうか?

そもそも、日本共産党が目指す平和とは、一体どんな物なのだろうか?
実を言うと、この二年くらいこの問題について考え続けてきた。
で、最初に思いつき、最後まで残った、日本共産党の、平和の定義が以下の通りだ。

共産党が世界を支配すれば、人類は平和になる。

まあ、共産主義とは元々こんな感じだったのだから、現在の日本共産党がこの答えにたどり着いたとしても、何ら不思議では無いし、むしろ当然と言えるのかもしれない。
自国民を物理的に粛正して喜んでいる連中が、世界を支配して、それを平和だと認識している。
冗談では無い!

共産主義者が世界を支配するようなことはもう無いと思うのだが、それでもかなり憂鬱な結論に達してしまっている。

いや、この俺の認識は正しいのだろうか?
自分の頭の中から出てきた答えなのだが、とても疑問だ。

そして、日本人は共産主義者に対して認識が甘すぎるのでは無いだろうか?
それがとても不安だ。

さて、最後になったが、今回の書き込みを一言で表してみよう。

どの面下げて平和を語ってやがる!!


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