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旅情あふれる散髪サイクリングのススメ 笑
#令話6年能登半島地震に被災された皆さんにお見舞い申し上げます。
以前、サイクリングの途上で床屋に寄ると旅情に浸れる・・・みたいな話を書いた事がある。
今日はその続きだが、あれからカナリいろんな場所で散髪した。🤣
そもそも自転車乗って髪の毛切りに行くのは今に始まったことではなくて、小学生の頃からずっとそうだ。
今では銀座まで出掛けて行って 菊丸さん にやって貰うようになったが、どうせ丸刈りかスキンヘッドにするだけだから自宅でバリカンというパターンが多くなっている。
この 美容室 だとか 床屋さん っていう稼業は面白いもので、昨今の日本全国 地方都市などではシャッター商店街ばかりが軒を連ねる状況で、魚屋や八百屋や肉屋がスーパー・コンビニに置き換わってしまっていても、逆に言えばコンビニが出店している程度の集落であれば、ほぼ確実に見つける事が出来る あたかも郵便局や消防団のポンプ小屋並みにありふれた公共性の高い商売なのである。神社や寺のようだと言い換える事も出来るかも知れない。
なので、勢い 場末感漂う老舗が長年連れ添った老夫婦で営まれている事が多かったりする。
自分の経験上 過去自分より若い店主であった事は先ず無かった。
それだからか散髪中のトークは聴いていて飽きない、自然と引き込まれて相槌ちを打ってしまうナカナカ老練な語り口である事が殆んどで、自分くらいの歳格好で自転車旅をしているなんて話そうものなら大層驚かれつつも、様々な有益なる情報を教えてくれたりする。
旅する自転車乗りにとっての有益な情報・・・とは、観光ガイドやネット検索では得られない 例えば、アソコのトンカツ屋はそもそも肉屋がやってるから美味い だとか、 ○△さん（民宿）の旦那は何処其処ホテルで修行したシェフだから食事付きにした方がお得 だとか、町営日帰り温泉入浴施設のタダ券をくれたり だとか、アソコの道の駅ならたまにテント張ってる人を見掛ける事がある だとか、その街のナマの情報がもう至れり尽くせりなのだ。
ちなみに・・・
いつも違う床屋に寄って、どんな髪型にしてくれと頼んでいるのかと言うと・・・
「んーーーーー、角刈り って言うか 高倉健さん みたいな感じ。少しヒサシあった方がイイ。」
みたいな感じ。🤣
寅さんじゃないけれど、旅をするならその土地土地の人達との語らう場があるだけで 格段に旅情にひたれる事間違いなしである。
あ、 勿論、アタマはスカッとするし ヒゲも整えてくれるから スッキリサッパリするのは言うまでもない。
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