有田鉄道のキハ58003を観に行って来よう。
「紀伊半島一周第2レグ目指せ住吉高灯籠」 作戦実施まで2週間となりいよいよ大詰めである。
沿道各地の事前リサーチが愉しい時期なのだが、中でもイチオシ訪ねたいところがある。
有田川鉄道公園だ。
ココには懐かしいキハ58 (正式には有田鉄道キハ58003) がなんと動態保存されているらしい。
東京在住の自分からすれば、このタイプの気動車は千葉のいすみ鉄道に行けば観る事が出来るが、実は 有田鉄道のキハ58003は旧国鉄急行型気動車の派生型ながら単行で運行可能な両運転台の珍しい車両なのだ。
しかも元は富士急行線から移籍した、国鉄に一度も籍を置かなかった極めて稀なディーゼルカーなのだ。
キハ58とキハ28の違いや経緯はここでは割愛するが、かつて非電化区間の急行気動車といえばこのシリーズの長大編成であった。 蛍に別れを告げるべく急行狩勝の窓から身を乗り出して絶叫する玲子(いしだあゆみ)
また、キハ58003同様に動態保存される ハイモ180型も、元は岐阜の樽見鉄道から譲渡されたレールバスという点も奇妙なご縁を感じる。
樽見鉄道も頑張って欲しいと思う。
話を 58(ゴハチ)に戻す。
昭和42年度(1967)以降に製造された8次車と呼ばれるグループは、キハ58・28の前面窓が側面まで回り込むパノラミックウインドウと、スカートを備えた外観が特徴だ。
でも自分はガキの頃、秋田の親戚の家に行く時に何度も乗り親しんだ前期型の子の埴輪みたいなツラの奴が好きだ。
ワンチャン、動いてるところが見れないものか期待している。
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