零戦 美濃路を征く② | 銀輪鉄道

零戦 美濃路を征く②

最初の目的地は、尾張の国一宮 真清田神社(ますみだじんじゃ)です。

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とにかく、一直線………

それも、ほぼ 真っ平らな道ですから、自転車とはいえ、信号で詰まるクルマと 然程違わないかと思われましたが、残り3キロ地点で fumicから 「コッチは もう着きました。」のメッセージ。
そりゃあ、電車の方が速いよね〜;^_^A

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真清田神社 到着。
電車組の2人を30分 待たせた様子。

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親父とfumicとは、ここから今夜の宿 大垣まで別行動になります。
御朱印も頂き、僕は サイクリングを続けます……


実は……

今回の岐阜旅行で、自転車を持っていく話はFacebookでアップしていたんですが、Yahoo!ブログ以来のお付き合いの charlieさんに、羽島から大垣までご一緒しませんかとお誘いしたところ、快諾頂き、更に案内して下さるとの事で 未だ見ぬ彼との待ち合わせ地点、羽島大橋に向かいます。

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これは 濃尾大橋。 後付けの歩道を、歩行者及び対抗してくる自転車に注意して通行するのを推奨。



そして、こちらが 羽島大橋。
多摩川渡る 気の抜けた新幹線でなく、ヤル気全開モードを期待していたが………



なんだ…停まるのか…
本気の奴 来いよ〜;^_^A

東海道新幹線で、「のぞみ」がフルスピード(285km/h)で通過すると言われているのが、新富士、三河安城と、ココ…岐阜羽島なのである。

橋を渡ったコンビニ跡地の駐車場で……

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予定通り ランデブー成功!
charlieさんと、初お目見えwww


charlieさん曰く、「今日は雨は降らないし、時間もタップリあるから 先ずは おちょぼ稲荷に行きましょう。」
そう言って、大垣とは反対方向に走り出します。
ブログで観た事ある彼の自転車(何台か持ってるうちの一台)……聞きしに勝る格好良さ、今更お世辞言っても始まらないんだけど、自分は鉄(クロムモリブデン鋼)ジテでカッコイイと思ったのは、ツノダの「サタンロード」と、サイスポのチクリ探訪で見た 黒艶消しメッキフォークの「Rossin」、そして charlieさんの この愛車 位なものです。観た事ない奇抜な色使いなんだけど、全然変じゃない…それどころかツーリング・シーンでもバッチリ風景に溶け込む…自転車の粋と野暮の真ん中を理解する 僕より1つ歳上の兄貴でした。



生まれも育ちも地元なcharlieさんから、要所要所で 木曽三川と その洪水、歴代大名に依る築堤普請…などの解説を伺いつつ、小学校の頃に習った 輪中(わじゅう)の里の田園風景を観ながらマッタリ走ります。
程なく、「おちょぼ稲荷」に到着。

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どんな不況の時も、常に盛況な おちょぼ稲荷…
それだけ御利益あらばこその人混みでしたが、charlieさんと、「これで僕らもイイ事ありますよ、絶対!」 と、心の中で決め付けて……

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名物の「串カツ」(ソースの二度漬け禁止)をパクついて、コーヒー牛乳飲んで 再びスタートです。d(^_^o)


羽島から南へ、おちょぼ稲荷からも更に南へ針路をとるcharlieさんが案内してくれたのは、なんと、「川の中州の無限サイクリングコース?」(正式名称伺うのを失念…)でした。まあ、中洲と言っても木曽川と長良川を隔てる 細長い天然の?築堤なんですが、その上にクルマが擦れ違ってもまだ余る位の幅員のアスファルト道路が、この先の河口にある長島温泉まで続いていると言う…しかも、走る事30分、出会ったクルマは僅か2台のみ… ある意味、夜間は遭難?の危険さえ無きにしも非ずな まさにスペシャルステージでありました。



延々と………唯ひたすら 延々と………
「多摩サイ」に観られる歩行者、ランナー、並み居る通勤通学自転車は皆無、緊張感と言えば、寧ろ マシントラブルだろう。橋と橋の間隔は ざっと10数キロ、夜は真っ暗、辺りには何も無いのだ。

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「通るな!」 というゲートではなく
「開けたら必ず閉めろ!」 というニュアンスのゲート。
だから、クルマの通行量が少ないのかも知れない。



木曽三川公園で スペシャルステージを離脱し、側にあった 河川の氾濫に由来する祠を訪ねる……が、これがまた 立派な神社であった。

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その名も 「治水神社」。
徳川時代、幕府の命を受け 木曽三川の分流の治水工事を成し遂げるも、莫大な経費と多くの犠牲者を出し、自らも自害した責任者、薩摩藩家老 平田靫負(ひらたゆきえ)並びに殉職の薩摩藩士84名を神と祀る、地元の浄財にて運営される神社である。


今日は30〜33℃で 穏やかに風もある、暑過ぎてムリ…なサイクリング日和ではなかったけど、木曽三川公園の売店で、お茶や清涼飲料3本、本日朝からの合計で10本を超えた。


木曽三川公園から西へ向かい、今度は 揖斐川を渡ると そこは三重県である。文字通り、愛知、岐阜、三重、と、「神様仏様などの信仰篤いと言われる」霊験あらたかなエリアを辿って 遂に、三重である。そして本日最後の訪問地である 「多度大社」(たどたいしゃ)は、国道258号線を外れ、多度川に沿った宿場町情緒の緩やかな参道を2キロ程遡ったところにあった。

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「嗚呼… 浸かりたい…。」;^_^A

ココは、僕が個人的に趣味としてやってる「全国一之宮参拝サイクリング」で廻る いわゆる「一之宮」ではない。だけど名古屋の師匠のところでは「椿大社」と同様に 昔からよく耳にする神社だったので 敢えて御朱印も頂く事にした。余談だが、そんな僕の脳天気なメデタさ加減に感化されてか呆れ果ててかは知らないが、charlieさんも ココで御朱印帳を購入していた。サイクリングのモチベーションに「開運」があってもイイ筈である。d(^_^o)



さて……

調子に乗って南へ南へ…道が平らな事をイイ事に、大垣までは30キロ、走れない距離ではないものの、ここで コースリーダーcharlieさんが一計を案じた 「鉄」な僕にとっては素敵なプレゼント的アイデアに載っからさせて頂く事にした。多度大社から、トークリップを拾ってからは、緩い下りを 多度駅まで 全く漕がずに着いてしまう そこはご存知……「養老鉄道サイクルトレイン」である。

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サイクルトレイン とは、列車の車内に自転車を折り畳んだり、分解・梱包せず、まるごと そのまんまの状態で持ち込める 地方のローカル線で盛んなサービスである。接続する その先の主要幹線で正規の「輪行」(分解梱包袋詰め)を要求されるにせよ、先ず乗っちゃって車内の涼しい冷房下で作業すればイイから、時間の推してる時などは大助かりである。勿論、相棒の居る ノンビリサイクリングにも絶大なアクセントに成り得るわけだ。

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大垣では、連絡が取れたクルマ組は 既に APAホテルにチェックイン済で、fumicが ホテルの目と鼻の先の改札口で出迎えてくれた。一方、charlieさんは、岐阜市内のご自宅まで自走で帰られるという。ありがとうございます。ホントにお世話になりました。

相棒の勇姿を見送り、ホテルに愛車を持ち込む…自室まで持ち込ませて貰えるかは事前に確認すべきだが、全く問題は無かった。些か早終いのツーリングとはいえ、(ホントは南宮大社にも寄るツモリだったのをアッサリ辞めてしまう程、実は 疲れていた)非常に充実した1日を過ごせた。





 



銀輪鉄道の「銀輪」 齋藤電鉄ryuのブログ
本家アメブロの自転車記事だけ抜粋して御紹介してみました。
クロモリ度100%、旅な自転車仲間もいっぱいです。☆☆☆☆☆



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