中房総ツーリング⑤(完結編) | 銀輪鉄道

中房総ツーリング⑤(完結編)

養老渓谷には、居酒屋の名前ではないが 滝 が存在する。

ツアーリーダーの笹貫さんの お奨めで、その 「房総一を誇る名瀑」 を訪ねた。

    
標高180m、ココが今回の最高地点である。眼下に見える 「粟又の滝」別名「高滝」とも言うらしい。
ココへのピストンルートの取っ掛かりに、12%級の激坂区間が500m程あったのだが、身体の事情で
立ち漕ぎが出来ない僕は、(一瞬面食らってシフトミスで反転しつつも) 三枚目の26丁ギヤで淡々と
登る事が出来た。fumicも、止まりはしたが、全ての坂道を乗車登攀していた。 だいぶ慣れたようだ。

 さすがに あそこまで降りて、昇り返す気 全くナシの2人。^^

粟又の滝までの この道(K178)は、そのまま進むと、興津や小湊へ抜けているが、所定の計画通り反転し、
大多喜方面に向かう。山越えのショートカットルートは、デブで重装備の零戦の僕には決してラクな道では
なかったけれど、別に何てことも無い いつもの調子でやっていても、やたら遅く感じる・・・っていうか遅い。(汗笑
たぶん、地元組の お2人が、あまりに速いので そう感じるのだろう。 登り坂では fumicにさえ後塵を拝す
事がしばしばあった。

昼は少し回っていたけれど、やがて・・・ 大多喜町内に入った。 

 町外れながらも繁盛している風・・な蕎麦屋に駆け込む。


 蕎麦派 と カツ丼派 に分かれた。 僕は、カツ丼にした。^^

話は鉄道に戻るが・・・
房総半島を縦断するカタチで、「小湊鉄道」 と 「いすみ鉄道」 が 五井~大原 間を結んでいるが、途中の
上総中野を境に両社の営業区間が分離されており、そこより大原寄りに位置する ここ 大多喜は、いすみ鉄道
の駅である。 いすみ鉄道は、地元沿線住民の買物などの便宜を図る為 (一度に載せられる台数や通勤通学
時間帯などに制限はあるものの)「サイクルトレイン」 を常設しており、物見遊山で駅構内を観に行った。

自転車組と鉄道組に分かれ、試しに乗ってみようか・・・って話もあったが

 次の大原行きが 40分後 だったので辞めにした。^^

そんな事をしているうちに、陽も若干傾きかけて来たので先を急ぐ事にする。
ココから先は、ほぼ 平坦コースで、同時に地元の生活道路を兼ねるR465の交通量も気になる程ではない。
ただ、大原から R128を北上し始めてからは、クルマの多さも然る事ながら、向かい風に喘ぐ事になった。

 大東海水浴場付近にて

陽が暮れると面倒ってコトもあり、笹貫さんが先頭を引いて行く・・・
だが、自分はそのスリップに入るどころか全く付いて行けない・・・
完全に視界から消えた頃、概ね1キロ前方で待っていてくれる・・・
そこからまた先頭ペースを形成しつつ加速する・・・   その繰り返しの15kmであった。
大東での、このスナップは、「チョッとココらで5分でイイから休憩しましょ。(汗笑」 と
僕が音を上げた際の唯一の一枚である。^^


そして・・・

スタート地点の茂原までは まだ十数kmあるものの、便宜上の最終目的地 上総一ノ宮 に着いた。

 お蔭様で まだ明るいうちに到着出来ました。^^

地元組の お2人は、明るいうちに 茂原まで更に自走、僕ら夫婦は、上総一ノ宮駅から輪行の為、
【FB保守系自転車乗り中房総ツーリング編隊】 はココで解散となった。 ホントにお世話になりました。

列車の時刻を確認すると、祝祭日には 特急「わかしお」 の一部が、新宿まで運転されており、その最後の
一本にも間に合いそうだったので、折角だから 玉前神社(たまさきじんじゃ) に お参りして行く事にする・・・
上総国一之宮、駅名の由来でもある いちのみや である。(有)一宮庵 の業務上、外す訳には行かない。

前回訪れたのは、もうだいぶ前になってしまうが・・・

 立派な参集殿が完成していた。


 引続き、社殿の改築造営が始まっていた・・・

ところで・・・

以前から、ずっと迷っていた 「全国一の宮参り自転車ツーリング」 の際の、「御朱印帳」 の大きさを
巡拝会版の大判か、一般的ポータブル小判 の ドッチにするか って事についての結論を出した。

 こういうモノは、「御縁」 を優先した訳である。


 てなワケで、僕の 自転車一の宮めぐりは ココから始まる。


玉前神社を失礼して駅に向かう。まだ周囲は明るい。 自転車をバラすにも好都合である。
例によって、fumicに、車中での飲食物品調達と切符の購入を任せ、自分は2台の自転車を それぞれパッキングし、全てが完了したのが列車の入線5分前であった。

 上総一ノ宮駅場内に入線するE255系「新宿わかしお」

この形式の車両より後発のE257系と違い、グリーン併結が嬉しい。(E257系も半室グリーンはあったかな?)
何故かと言うと単に贅沢したい訳でなく、巨大な輪行袋の置く場所確保の為である。
そう言う意味では一般普通車両の指定席でも良い場合もあるが、休日のこの時間である、恐らく勝浦方面
から、特に大原から件の いすみ鉄道帰り?の乗客で混んでいるに違いないし、そこまで行かずとも適正と
思われるポジションが確保出来るとは限らないからである。  キップの購入時に予め「自転車を積むので
最後列が希望」 との旨を伝えていたところ、それならばグリーン車の車椅子座席横に との太鼓判付きで
fumicが グリーン券を買って来た。

   
更に念の為、専務車掌さんにも了解を仰ぐ・・・ 「金主元」がピースしてんだから有難く乗せてもらう。^^

兎にも角にも、一般乗客に迷惑を掛け、自転車乗り全体が世間から白い目で観られるような事だけは避け
なきゃならないし、その為のコストなのだと思えばスッキリするものである。
はからずも・・・普通車の乗車率はカナリ高く、グリーン車はガラ空きで独占状態であった。


大して差はないけど、若干 自宅には近い 新宿駅に到着・・・

 再び、2台を組み立てて・・・


 経堂で 蕎麦食って帰りました。^^


中房総ツーリング 完


   



銀輪鉄道の「銀輪」 齋藤電鉄ryuのブログ
本家アメブロの自転車記事だけ抜粋して御紹介してみました。
クロモリ度100%、旅な自転車仲間もいっぱいです。☆☆☆☆☆



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