こんにちは

 

ラーメンのチェーン店で昼食を摂ることが昔はよくありました。

今はその価格のメニューは無くなったようですが、290円の素ラーメンがあった時代は、若い人たちも多く

来店しており繁盛しておりました。

 

そんなある日、学校帰りと思われる男子高校生風3人組みが食べ終わって支払いの準備をしはじめたときに、「やべえ、俺 120円しか持ってなかったわ」と1人が焦りはじめました。

 

3人でああだこうだと言ってはみたものの、無いものは無い。

で、彼が店の人のところに行って、「金が足りないんで、皿洗いを1時間やってバイト代で払わせてください、みんなでやります」と言うのでした。

 

が、その申し込みは店の人から丁重に断られてしまい、また3人でああだこうだが再開するのでした。

 

見ていられなくて、箸を止めて彼らのところに行って「これで」と千円札を渡しました。

みんなさらにどうしてよいのかわからなくなったようで、なおのこと混乱しはじめたようでした。

 

私は席に戻って顔を下げてひたすら食べることを続けたのですが、彼らはどうすればよいのかなかなか決断できないようで、店の中はだんだんと微妙な雰囲気になっていってしまいました。

 

店員さんに促されてその後ようやくレジに向かい、会計をすませたようでした。

お釣りをもらってどうしたらよいのかまたこちらを見ているので、手で「行け行け 出て行きな」とやったら

戸惑いながら出て行きました。

 

高校生のときに自分は、身長が164cm→177cm と短期間に急激に伸びた時期があったのですが、その頃の猛烈な空腹感といったら半端ではなくて、本当に切なかったことをよく憶えておりました。

 

彼ら3人が大人になったときに、同じような場面に遭遇することがあったのだとしたら、自らが困ったときのことを思い出して、そこにいる子供たちにその心を返していただければ、それで十分であるのだと思います。

 

 

 

 

それではまた。