こんにちは
最近TVやメディアで、緩まないネジというものが考案されたという事で、大きく取り上げられておりました。
私が研究や開発や特許などで取り組んで来た技術の分野に近接している事もあって、何人かの人に「すごい技術の考案なのでしょ?」と質問されました。
私もその資料は一通り読んだのですが、あまり興味が湧かないというか、ある思いを改めて持つのでした。
何故なのかというと、この今回の技術は確かに斬新なのだけれど、人工的な物の事故やアクシデントの原因の大半は、実はハードではなくてソフトで起きるのです。
車の事故の原因は、多くの場合は車というハードに問題があって起きるのではなくて、運転者と運転をするというソフトで起きるのでしょう。
ハードを「構造」、ソフトを「運営」という言葉に置き換えてみると分かりやすいのだと思います。
自動車事故に限らず、世の中で起きる多くの「事故」というものは、「起きるはずのない事が起きる」から事故になるのでしょう。
つまり「構造」の改良は、確かに旧来の構造の欠陥が原因で起きた事故の防止には役立つのですが、それで事故そのものがすべて無くなるものではない、という事なのです。
今の人類のレベルでは、「交通事故を起こさない自動車というハード」は存在しなくて、つまり交通事故になるかどうかの要素や原因の大半は、ソフト側にあるのです。
余談ですが、アップルという会社は「iシリーズ」で世界に飛躍致しました。
あの会社を「ハードメーカー」であると考えている人は多いのだと思いますが、実は彼らは偉大なソフト企業そのものなのでしょう。
フェイスブックもグーグルもマイクロソフトも、みな偉大なソフト企業です。
今の時代、企業コンサルタントなどサービス業の大半は「ソフト」を業にして存在しているのだと思います。
また続きを書きます。
それではまた。
