こんにちは
私の知っている遠縁の男で、こういう人がおります・・・名前はS。
Sは何年か前に婿養子に入った家を離れ、今はアパートに一人住まいです。
その以前婿に入った家は、何かの卸問屋で、その都市では最大の規模であったそうです。
がそこには一人娘しかいなかったので、Sが入り女の子ばかり3人が誕生したのです。
その3人目の娘さんが学校を卒業して間もないある日、一族会議に呼ばれ「離縁」を申し渡されたそうなのです。
早い話が「この家を出て行け」と。
その家に入ってからの二十数年間は、役員の肩書きが有ったりで仕事もあまりせず、悠々楽々とした毎日を送っていたようです。
で50代で離縁を申し渡され、今は一般人として○○士の見習いをしながら、人生をまた一からやり直しているのだそうです。
こういう話は、男女が入れ替わることはあるものの時々聞いたような記憶があります。
私は生涯で、やはり資産家一族から「娘と一緒になって家に入ってほしい」と請われた事が2回有ります。
一度目は10代で、二度目は20代で東京に住んでいた頃でした。
いや・・・どちらの資産家も半端な資産家ではなかったし、私も次男坊なので、私さえその気になればそうなっていた話です。
がどちらもお断りしたのです。
理由は、基本的にそういう「出来上がった環境」に入る気がしなかったことと、その相手の女性に対する「愛情」が薄かったのだと思います。
好きでもないのにその「状況」に目がくらんで・・・などという人生を私は選びません。
だからお断りしたのです、誰にも相談せずに一人で決めました。
先ほどのSは、今アパートに一人住まいで、人生を一からやり直し始めております・・・齢50代で。
彼はおそらく、20~40代までは、仕事なんてしなかった人生を楽々と生きて来たようです。
私はそういう人生を選択しなかったから、それはとにかくハードであったりとても忙しい人生でした。
が、今は社長としてビッグビジネスが二つ、前と後に整う所までなんとかこぎつけました。
人生、たったひとつの判断が「人生全部」を決めて行くのかもしれません。
少なくとも、いつも楽をして生きよう・・・なんて考えていては話になりません。
私は、また生まれ変わっても、きっと同じ判断をして、もがきながらもずっと生きているのだと思います。