こんにちは


私は23~28才の7年間、神奈川県の会社の独身寮に住んでいた事があります。

鉄筋4階建で1階が風呂場や食堂などの共同施設、2~4階が寮生の居室です。

男ばかり65~70人くらいの単身者が住んでおりました。


中には10代や30代以上の人もおりましたが、全体の8割くらいは20代でした。

以前はまだ暖房しか入っていなくて、夏場は皆寝る時も男どうしなので1日中扉を開け放しております。

またコンポなどはフルボリュームで聴くのですが、お互いさまなので文句も言いません。


ホワイトカラー(デスクワーク)とブルーカラー(現場技能工)の割合はほぼ半々で、すごい学歴やキャリアの人もいれば、中学を出て15才で地方から1人都会に出て来た少年もおりました。


酔っ払った上でのケンカやもめごとも時々ありましたが、それは繁華街でもよくある程度のものでした。

一番面白かった思い出は、銭湯のような風呂場での男どうしの優越感やコンプレックなのですが、それは面白すぎるので書きません。


ただ・・・裸の付き合いをしてみると、ほんと男も十人十色というか千差万別というか、個人差ってすごいな、と思える事でした。


でもそのような中で、自分が他の男と色々な意味で比べる事ができるので、自分というものがよくわかる機会にもなるのでした。


そして今思うと、プライバシーが有るような無いような環境の中なのに、でもそれも割りに快適な思い出だったような気が致します。


いつも誰かの部屋に集まってワイワイやっていると、「若い男の感覚」というものがよく分かるのでした。

勿論そのワイワイの中では、会社の女子の話題も多く出て来るので「人気が集中する女子」は大体決まっているのでした。


で途中から誰かに彼女ができると、そういうワイワイの中からは抜けて行くのです。

当時はまだ携帯を1人1人が持つ時代ではなかったので、彼女からの電話は寮の赤電話にかかって来て、それを管理人さんが館内マイクで呼び出すのです。


モテるヤツはその呼び出しが「いつも」なのですが、ある時から急にそれが増えると「あいつ彼女できたな」とみんなに言われるのです。


ただ当時の感覚では、寮生の8割くらいは「彼女」がいなかったのだと思います。


でもやはりイケ面はそれなりによくモテていたのだけれど、女子たちにそれを聞くと「外見と内面はなぜこうも比例しないのだろう」と言うくらい「イケ面で心もイイ男」はいなかったようです。


また20代に戻りたいとも思わないのだけれど、今となっては何か懐かしい思いが致します。