人間の心は、この図でいうと心素・理智・我執・意思が一つになったものです。
サーンキヤ哲学の用語ではアートマ/チッタ(心素)、ブッディ(理智)、アハンカーラ(我執)、マナス(意思)です。
これらは総合してアンタカラーナとか内的心理機関とも言います。
魂の器であるコーザル体や幽体(エーテル体、アストラル体、メンタル体)は肉体が滅んだ後も存在し続けます。
しかし非常に長い時間が過ぎると、コーザル体や幽体までも壊れてしまいます。
ところが、心は壊れることがなく、永久不滅です。肉体が滅んでも、高次の肉体であるコーザル体や幽体が滅んだとしても、心だけはいつまでもあり続けます。