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私の乳がんは大きさ2センチほど。
今のところ転移もないので、温存手術が決まりました。
まだ早期発見で良かった。
周りの人たちからも言われるし、
自分でもそう思います。
でも、時々気が緩んだ時にふと、
悲しさがあふれてきます。
胸に5~6センチの傷がついて、
癌の周り1.5センチほど余裕を取って切除。
もともと私の胸はそれほど大きくなくて、
胸に自信なんてないのに、
さらに直径5センチもなくなってしまうなんて。
付き合っている彼は、
傷なんて気にしない、癌と戦った証だから恥じるものでもない!
と励ましてくれています。
本当に心強いし、
彼がいてくれてよかったと思います。
だけど私たちは夫婦ではないし、
本格的な治療が始まったら、
私の姿がいやになってしまうかもしれない。
離婚や、子供の病気、いっぱいつらい思いをしてきてるのに、
なんでまた私なんだろうって、悲しくなります。
いろんな方の闘病記を読んでも、
私よりずっと辛い治療をされている方ばかりなのにとても前向きで、
こんなことでくよくよしてる自分が情けなくなります。
私も、普段はとても元気にふるまっているんですよ
彼の前でも、親の前でも、心配をかけたくないから。
でも、一人になってふとした瞬間に
とても悲しく、
手術が終われば、完全に前向きに切り替えることができるかなぁ。
あと2日!
手術のことや、今後の予定を母親に報告。
母の心配は、
左右の大きさが違ってしまうこと
なんとか他に方法がないのか、
いっそ切除&
そもそも手術前にもっと詳細の組織診をすべきではないのかなど、
手術や治療について不安に思うことが
次から次に出てくるようです
早々に覚悟を決めた私よりもずっと
不安が大きいお母さん。
心配してくれるのはありがたいけど、
もう私は、今の先生を信じて手術を受けようと決めていたので、
否定的な言葉を聞くのが辛かったです
最初はその都度答えてましたが
最終的には母親を病院に連れて行って
先生から直接説明してもらい
先生から、丁寧に説明して頂けて母も納得。
ようやく母から私への質問もなくなって、
ほっとしました。
お母さん、心配ばかりかけてしまってごめんなさい。
頑張ってしっかり治して、親孝行しなきゃ