「絶対好きだと思いますよ!」と、薦められて『デザイナー』一条ゆかり 集英社文庫  をお弁当の時間にめくる。

うん。おもしろいかったです。


内容は、「トップモデルの亜美には、実の親を知らないという秘密があった。ある時、母親が誰であるかを知った亜美は、そのショックで車の衝突事故をおこし、モデルの道を閉ざされてしまう。母親を見返すため、結城コンツェルンの朱鷺の手を借りてデザイナーになる事を選ぶ亜美だったが……。」(集英社HPより引用)


こんなどろどろのものを、りぼんで連載していたとは驚き。あ、私が生まれた年だ・・・昔の子は早熟だったのかしら。


何よりも驚きが、亜美が実の父親と知らず、「30男で独身」男性に恋をしてしまう。

で、たぶん37~8歳くらいの男性だが、50歳くらいのおじ様みたいな絵で驚きました。たぶん、周囲の30代の人を見ても、そこまでは老けていないと思う。


それとも、りぼん購読層には30代男性(あるいは女性)もこの位のナイスミドル風に見えるのでしょうか。くわばらな現実でした。