長い夢だったような気がするが、あまり良くおぼえていない。
夜寝ていると、雨戸を叩く音に目覚めた。嫌な予感がする。こういう場合、殺人鬼か山姥がいて襲われるに決っている。
でも、雨戸を開けてしまった。
外にいたのは赤いアロハシャツを着た綾瀬はるかだった。(今、「綾瀬はるか」の名前が思い出せず、どうしても「上戸彩」という名前以外が出て来なかった。おそらく、もう老人性痴呆症が発症したのだろうと思った。しかたなく「会津、新島襄」でググり、「新島八重」⇒「八重の桜」で「綾瀬はるか」にたどり着いた。)
綾瀬はるかが何か清涼飲料水を宣伝している。
場面は変わり、汽車に乗込むため列に入って待っている。スーツケースを持った団体客が周囲に溢れている。
汽車が到着して、席を確保すると、団体客の内のカップルか何かが「席が離れてしまった」と喚いている。
「またかよ」と思った。前に同じような場面に遭遇した記憶が蘇ったからだが、いつだったかは思い出せない。
団体客はみなスーツケースを持っているにもかかわらず全部スキー客だった。
もう数十年もスキーなどしてないなと感慨に耽っていた。
実際に起きてみると、庭にスズメの死骸が落ちていた。