生命ってね、1人でポッと生まれてる 思ってる人がいるでしょ。そんな人って「俺の人生だ!! 生きようが死のうが好きにさせてくれ!」と自分勝手なことを言うよ 。

 

本当は そうじゃないんだよ。 その命はお父さんとお母さんが、手塩にかけて育んだ命です。その父母にも爺ちゃん婆ちゃんがいて、その上にもヒー爺ちゃんとヒー婆ちゃんがいる。自分の命に辿り着くまで大勢の祖先から命のタスキを受け継いでいるんです。そして次にその命を子孫に引き継ぐという大切な役目があるんです。

私は熊本地震を経験して、ヒトは守るべき大切なモノがあれば、強くなれると言う現実をたくさん見てきました。避難してきた子供たちに子猫を守ってね!! とお願いすると、大人も子供もみんなが動物たちのヒーローに変身するんだよ!

 

日本は15~34歳の死因の第1位が自殺です。さらに先進国では日本だけが多いのです。なぜだと思う?諸説あると思うが、ペットを飼っている人が少ないからだよ!!

 

自分が死んだら誰が ペットを世話するの? この子は自分が守る! この子の為にも生きなきゃ!そんな思いにさせてくれるのが伴侶動物なのです。飼主を失ったペットほど寂しいものはないんだよ…そして自ら命のバトンを絶ってしまうと先祖も悲しむ…

今回小学生に寄贈させて頂いた本はノンフィクション作家の片野ゆか先生が書かれた本です。この本を読んで、子供達に動物を介して命の尊さを学んでほしいと思います。

 

相手の気持ちを察することができるのが日本人です。そんな感性を呼び起こしてくれるの存在が動物なんです。