竜之介動物病院を九州動物学院と合体させて、災害時にペット同伴避難所として活用できるよう、スーパーゼネコンに最強の竜之介ビル建築を依頼した。当時熊本には大型地震は来ないと言われており ここまで頑丈にしなくても…と揶揄されたが 予想に反し1年後に震度7の熊本地震が発生した。今思えば当時の私は多くの困難を押し除け、何かに突き動かされるように竜之介ビル建設に没頭していたように思う。

熊本地震はその後 余震も続く中、同伴避難所の飼主からの情報で動物はその1、2分前に余震を察知する!!ということが多く確認された。竜之介ビル建設もそうだが、人を含め動物は大なり小なり予知能力があるのだ。

私は学生に「明日は雨降るかなぁ?」と聞くとサッと携帯アプリで調べ「70%の確率で雨です」と答える。これでは人間の持っている本能が退化するよ。空を見上げて雲ゆきや、風の流れ、温度を目や耳、肌で感じて「たぶん雨だと思います」と自分の感覚で答えて欲しいのです。

私は 獣医師なので毎日、動物に触れ、動物と会話をして病気の早期発見治療をしています。常に自分の感覚を研ぎ澄ましているから予知能力が人より長けている気がする。実は 動物に接することは、自然と接しているのと同じなんだよ🍃

自然と触れ合うことは、五感に刺激を与え本能を取り戻すのにすごく有効な手段です。命尊と散歩して遊んでジャレて、見つめ合って、一緒にご飯を食べて、一緒に寝る‥ こんな幸せな時を過ごせるにはキャンプが最高です!!

自然の中で命尊と見つめ合うとお互いにオキシトシンというホルモンが分泌されるんです。これは授乳中の親子間で不安を軽減したり相手への信頼関係を高める作用があり愛情ホルモンと呼ばれてるんだよ。

人間とペットと自然は、約4万年前から続く特別な関係であり 物質に囲まれた現代っ子の皆さんが思う以上に重要な役割があるんです。愛ある自分の感覚を大事にできてますか🍃