我々は荘厳とそびえ立つ
古く廃れたバスに遭遇した

調査するかぎり
少なくとも50年以上まえから
使用されなくなったであろう
この発見に
天文考古の専門家
野中裕次郎(仮)は興奮気味の様子で内部調査にかってでた

内部はほとんど溶けていたり腐っているようだった
場所によっては草が荒々しく生えていた

ハンドルやサイドブレエーキもしっかりと形は残っていて
動かすことも少しは可能だった
今回の調査では戦争中頃の風情漂うものを見ることができた
そのときちょうど
快晴だった空色に暗雲が立ち込めていた…
またもや
これから我等に起こるなにかを暗示しているのだろうか

次回
トトロの森と呪われた鳥居
adieu