以前、コンサルした
ある占い師さんは
経営者をお客様にしたいけど、
なかなかお客様がつかない。
と悩んでいました。
ところが当の本人は、
経営どころか会社務めも
ほとんどしたことがないのです。
これで経営者に
寄り添うことは難しいですよ・・・
だから、ご本人の経歴から
「働くママ」とか「シングルマザー」を
お客さんにしたほうがいいですよ、
とアドバイスをして、
その通りにしたところ、
徐々にお客様が増え始めたました。
このように、人というのは、
自分と同じ経験をした人や
似たような境遇の人に
共感共鳴できるからなんです。
場合によっては
違う境遇の人には共感共鳴どころか、
反発さえ感じてしまう。
共感共鳴＝お客様に寄り添える
ということです。
お客様も占い師に相談する時に、
アレコレと状況説明しないと
いけないわけですが、
自分とかけ離れた占い師相手だと、
説明するのもまどろっこしいわけです。
それじゃなくても悩んでいる時なのに、
説明するのがメンドクサイ。
例えば、
幼稚園のママ友との
人間関係で悩んでいるのに、
オジサンの占い師相手だと、
どう説明していいのか
困ってしまうかもしれない。
あるいは企業買収の相談をしたいのに、
目の前の占い師が「M&A」等の
専門用語を知らなければ、
もう相談する気も失せるかもしれない。
つまり、占い師とお客様が
それまでまったく違う環境で
経験も全然違うとかだと、
相談する方もされる方も大変なわけですよ。
これだと、
占い師も自信をもって鑑定できないし、
当然ながらお客様も満足できる答えを貰えない。
どちらも不幸ですよね・・・
では、こういう間違えを失くすために、
どうしたらよいのでしょうか？
それは、まずは、
今までの自分の人生を
棚卸（たなおろし）することです。
「自分を知る」ことが大切なのです。
自己認識を高めることが、
アナタが占い師として、
どういうお客様を相手にしたら
良いかが見えてくるのです。
いま、占い師さんで
お客様がつかない
リピーターになってもらえないと
悩んでいる方はぜひ
自分の棚卸しをしてみましょう。
これから占い師さんに
なろうと思われる方も
これができていると
スムーズにデビューできますよ。
今までどんな仕事をしたことがあるか？
どんな資格があるか？
どんな勉強をしたか？
趣味は？
習い事は？
特技は？
などなど、就職の履歴書か
結婚相談所への釣書のつもりで、
できるだけいろいろ書きだしてみましょう。
この時にあれこれ考えず
思いつくまま、短時間で書き出します。
まずは、ここまでやってみましょう。
必ず方向性の手がかりが見つかるはずです。
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