鈴木 るりか 星に願いを | ryumideeのブログ

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仕事で車に乗る機会が多くApple Musicをよく聞いています♪
Apple Bookのオススメもよく読みます。
バイクに乗るのも好きです。
自分なりに気になった事、レビューしていきます。
かなり偏っているかも!?です(^.^)

鈴木 るりかさんの「星に願いを」を読みました。



鈴木さん、昨年10月の作品。

鈴木さんは、小学4、5、6年生と連続して小学館主催の「12歳の文学賞」で大賞を受賞し、

14歳で「さよなら、田中さん」でデビュー。

現在20歳の大学生だそう。

天才少女といった所ですね。

後半の話は何とも切なく、20歳の人が書いたとは思えない程!

驚きました。




お話は、、


花実母娘のルーツとなる祖母の壮絶な人生譚。

 花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。

そして、ほんのり初恋の気配も。

そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。

その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中三となる。

事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。
 そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。

以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。

そして、その女性からタツヨの日記を渡される。

そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。

それを読んだ花実は・・・・・・。
 前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。

本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。

著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です




良かったですねーー

誰でも年を取れば後悔の一つ、やり直したいことの一つも出てくるでしょうが💦

ラストは切なかったなぁ。号泣でした💦



その本に音楽をならそう🎵

ジャズで「星に願いを」と言えば名演奏が多すぎるけど

今日はジョー・パスで🎸

https://youtu.be/ynn5ek56pVI?feature=shared


















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