まさきとしかさんの「ある女の証明」を読みました。
まさきとしかさん、2015年の作品。
貴和子という女を色々な人の語り口で人物像を描いていくという、先日読んだ桜木紫乃さんの「ブルース」に似てるかな❓
出身も同じ北海道だそうで。
まさきさんの方がミステリー色が強いかな。
お話は、、
主婦の小浜芳美は、新宿でかつての同級生、一柳貴和子に再会する。
中学生時代、憧れの男子を奪われた芳美だったが、今は不幸そうな彼女を前に自分の勝利を噛み締めずにはいられない。
しかし――。二十年後、ふと盗み見た夫の携帯に貴和子の写真が……。
「全部私にちょうだいよ」
あの頃、そう言った女の顔が蘇り、芳美は恐怖と怒りに震える。。
面白かったです。
結局、人の印象ってあいまいで。 ある人からは良い人に見えても、ある人から見ると悪人だったり。
しかしこの本の登場人物って全員少しおかしい気がする。。
その本に音楽をならそう♫
証明という事で「Actual Proof」ハービー ハンコック
配信中です♫
よろしくお願いします(^^)