コロナ禍の中に読みたいバイオホラー小説・・・パラサイト・イヴ | きまぐれにっ記

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パラサイト・イヴ

 

瀬名秀明

 

おススメ度 ★★★★☆

 

瀬名秀明のデビュー作であり日本ホラー小説大賞受賞作品のSFホラー

映像化が不可能と言われていたが1997年には映画化もされた滝汗

 

 

 

ミトコンドリアに魅せられた生化学者の永島の妻、聖美は、ある日交通事故で脳死診断を受ける。

 

永島は腎バンクに登録していた妻、聖美の腎臓を提供する代わりに妻、聖美の肝臓を取りだして欲しいと言い出す。

 

愛する妻、聖美の肝臓を手に入れた永島は自分の勤める大学の研究室で聖美の肝細胞を密かに培養を始める。

 

その培養細胞をEve(イヴ)と名付ける。

 

驚くべき早さ増殖する肝臓の培養細胞(Eve)は未知の生物へと変容し永島を求め始める。

 

その未知の生物(Eve)は、聖美の身体に寄生し身体を操作していた。

 

Eveは聖美の身体に寄生(パラサイト)し、自分自身を培養出来る永島と出会うチャンスを待っていた。

 

Eveは聖美と永島を意図的に出会せ聖美を脳死にさせるために神経に作用させて交通事故を誘発させた張本人であった。

 

 

はたして

Eveの正体とは・・・!?

 

Eveの目的とは・・・!?

 

永島と交配したEveが子孫を残すために行った事とは・・・!?

 

妻、聖美の腎臓を移植した患者の運命は・・・!?