無人島へ1 突然の電話

　　　突然の電話

ある日の昼過ぎ、仕事が休みのため部屋でのんびりと居眠りをしていると、携帯電話の音声着信が鳴り響いた。

?H2>「もしもし？」

?H2>「もしもし、わたくし、○○フィルムコミッション（FC）の○○と申します。実はお願いがありまして・・・。」

　話を聞くと、あるテレビ番組で出演者を探しているとのこと。フィルムコミッションからは軽い説明で、後は、テレビ局の担当者から聞いてくださいとのことだった。

　テレビ局の担当者からは、その日のうちに電話が来た。

?H2>「もしもし、○○TVの○○と申します。○○FCから紹介頂いて・・・。」

　担当者から詳しい話を聞くと、番組のワンコーナーで無人島を紹介すると言う。そのコーナーで、その島を観光している観光客の役をして欲しいらしい。と言っても、話だけでは想像がつかない。

　『自分に出来るのだろうか？？』などと不安になったりしたが、一度引き受けたからには今更断れない（涙）

　
　ほんの数分ではあるが撮影の数日前、担当者の方と軽い顔合わせがあった。まるで、面接の様だ（：；）

次回『撮影当日』に続く