九州旅行二日目は、長崎から熊本へ向かう。出発までかなり時間があるので、長崎市内を少し観光することに。
まずは、天主堂をいくつか見学し、原爆祈念堂などを見学。やはり、何処も修学旅行生で賑わっている。特に天主堂はゆっくり見学したい私でも早々と天主堂を後にした。
しかし、電車が進むにつれ、乗客が増えて来た。すると、突然、大勢の高校生が乗車して来た。丁度、この日は、試験日だった為か、とんでもない人数だ。このとんでもない人数の高校生が、この、たった一輌の電車に乗って来るのだ。もう、車内は身動き出来ないくらいだ。
これだけで事が済めば良いのだが、駅に到着する度に後ろに乗った人が電車を降りて行き、また、降りた以上の人数がまた乗車してくる。
== すみませ~ん、降りま~す! ==
こんな状況を見ていると何だかとても腹が立って来る。もっと臨時列車を運行すれば良いのにや車両を長くすれば良いのになどと。
更に電車が進むに連れ、今まで身動き出来ないくらい乗っていた高校生達が次々電車を降りて行き、車内は私たち観光客だけに。
なぜ私は、長崎から熊本に出るのにこのコースを選んだかは、島原外港で電車を降り、フェリーで渡るためである。最初は都市間バスで移動を考えていたが電車の車窓が楽しみたかったからだ。
島原外港で島原鉄道を下車し、港へ向かう。後方には普賢岳がそびえている。
フェリーに乗り込み、いざ、熊本目指して出港!
緩やかな波に揺られゆっくりと水面を走るフェリー。私は窓側の席に座り軽く食事を食べながら窓の外を眺めていた。段々と普賢岳が小さくなっていく。
そしていよいよ、熊本港に到着。バスで熊本駅まで移動するし、ホテルに入る前に熊本城の方まで行こうかと考えたが、既に夕方になっていたので諦めた。仕方ないのでそのままホテルに入る事に。
駅からホテルまで歩いて30分ほどだ。
駅からホテルまで歩いて30分ほどだ。
『阿蘇山へ』に続く