キリスト教を題材にした映画ダ・ヴィンチ・コードを鑑賞してきました。5月20日より全世界一斉公開と言うことで日本も含め全世界が注目している映画だ。
監督のロン・ハワードと主演のトム・ハンクスは以前にアポロ13でコンビを組んでいる。
監督のロン・ハワードと主演のトム・ハンクスは以前にアポロ13でコンビを組んでいる。
処女でキリストを身ごもった聖母マリアから生まれた"イエス・キリスト"は、神の子と言われていたが、実はキリストも我々と同様に“人間の子”であり、"マグダラのマリア"という女性と結婚し、キリストの処刑後には娘の"サラ"まで生まれていたという真実が明かされていく。"マグダラのマリア"とは、キリストが誰よりも愛した人物。また、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作画である"最後の晩餐"に描かれているキリストの隣にいる人物である。当初は弟子の"ヨハネ"と思われていた人物が、最後の晩餐の絵画を修復していくと男性であるはずのヨハネが女性であると気付く。そこにいるはずのない場所、それに、キリストのすぐ隣に女性の姿があると言うことで、彼女はキリストの"永遠の伴侶"ではないかと暴かれていく。
ダ・ヴィンチが描く最後の晩餐のキリストとマグダラのマリア間に隠される〝M〟字と〝V〟字は何を表すのか?そして、キリストが処刑される前夜の最後の晩餐で使われたと言う聖杯の謎とは?
ダ・ヴィンチが描く最後の晩餐のキリストとマグダラのマリア間に隠される〝M〟字と〝V〟字は何を表すのか?そして、キリストが処刑される前夜の最後の晩餐で使われたと言う聖杯の謎とは?
全世界で大注目される中、カンヌ映画祭の会場前で座り込み抗議をするシスターやアメリカではキリストを冒涜していると言うキリスト教信者が映画のポスターや原作本を燃やしたり破いたりする者、また、上映を禁止する国もあると言う。それも、そのはずである。水の上を歩いたり、処刑後に復活したりしてキリストを神の子と信じられている信者たちにとって、キリストは“神の子”ではなく結婚をしてその上、子供までいる“人間の子”などと言われたら気持ち良いはずがない。
信者にとっては、自分の親に隠し子がいると言われるのと同じことであろう。一番信じたい者を悪く言われたら誰でも腹を立てるし気持ち良いはずがない。
信者にとっては、自分の親に隠し子がいると言われるのと同じことであろう。一番信じたい者を悪く言われたら誰でも腹を立てるし気持ち良いはずがない。