有機ELテレビ 調べました | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

TV歴

1983~2002 19年 パナ20 

2002~2016 14年 Sony29 

2011~2021 11年 パナ42 

2018~現在 3年目 東芝40 

2021~現在 1年目 パナ65 

 

2000年頃は、毎週、ブラウン管TV

36インチ(78kg)、32インチ(58kg)

ケーズデンキに見に行ってました

 

29インチソニーブラウン管、47kg

一人で移動できるから買い

14年使って引っ越し廃棄しました

 

もらったプラズマTV42インチ

11年目、一時的に中央に縦帯が出て

正常に戻ったけれどもう予約してたので

2021年、4K液晶65インチに

買い替えました

 

録画視聴が90%以上なので

有機ELを検討したが

サブメニューの焼け付き心配と

耐久性・省エネ性から液晶にしました

 

リモコン1つのビエラリンク

操作が慣れてるので

ディーガ連動するパナで決まり

 

プラズマTVは画面がとても綺麗だった

4K液晶65インチの画質印象は

キレイだが、10年の進化なら

もうちょっとあってもいいかなと

 

黒色はクッキリにはならない

明るいところは白トビはない

キレイといえばキレイ

 

プラズマTVと大きな差は感じない

 

 

落ち着いてきたので

 

液晶と有機EL 違いはなに はてなマーク

 

調べて見ました

 

LED(白色)で発光させ

「液晶シャッター」で部分遮光するのが

液晶テレビ

 

 

 

 

 

 

店頭で見る有機ELは、色がクッキリしてる

 

発光が

LED(白色)でなく、有機EL(白色)で

カラーフィルターを使う方式

 

 

 

有機ELは、まだ進化途中、開発途中

 

理想とされるマイクロLEDは、

高輝度と寿命など、課題があり

まだ先

 

 

 

 

 

 

マイクロLEDディスプレイの特徴としては、

各色のLEDが発光した高純度な色がそのまま目に届くので色鮮やか(広色域)。

 

光の利用効率が高いので、低消費電力かつ高輝度も期待できる。

 

原理的には、現在家庭用テレビとして発売されている一般的な液晶方式(シャッター方式)や、カラーフィルターを用いた有機EL方式よりも断然有利だが

マイクロLEDは、家庭用テレビでまだ実現していない

 

 

 

今のカラーフィルター方式の有機ELテレビは、液晶テレビより低消費ではない

焼き付きや寿命の長さは、今後わかるし、日々改善はされるはず

 

 

 

 

理想あるいは究極とも思えるディスプレイ技術のひとつ「マイクロLED」は、基本的な技術問題をクリアし、ようやく試作機がお披露目されるも、なかなか家庭用として実用化されないのも事実。

 

その理由とは?

決定的な弱点は、大量のLEDが必要なため、現時点では非常に高価になってしまうこと。

 

たとえば4Kテレビの場合、画面を構成する画素の数は2,160×3,840=8,294,400。

 

つまり、RGB各色のLEDが約830万個、総計約2,500万個ものLEDを敷き詰めなくてはならない。

 

LEDが1個あたり1円としても2,500万円にもなる計算だ。

 

 

65型の4K「マイクロLED」テレビを実現する場合、画面の縦横寸法は約80×143cmで、約2,500万個におよぶサブピクセル1つひとつの寸法は、計算上0.12×0.42mm程度。

 

1mm角に約20個のLEDを詰め込むと考えれば、その微細さをイメージしやすいだろう。

 

ちなみに1マイクロメートル(μm)は0.001mmである(実際の数値に関係なく、すごく小さいモノを「マイクロ」と名付けるケースが多く、マイクロLEDの「マイクロ」もその程度の認識で良いだろう)。

 

 

 

急浮上した「ミニLED」

 

いっぽうのミニLEDは、マイクロLEDと似て非なるもの。

現在のところ、ミニLEDには明確な定義や規格がないのだが、

おおむね液晶テレビを構成する技術の一部で、

従来のバックライトを分割してエリアごとに輝度を制御する「局所輝度制御」あるいは「ローカルディミング」と呼ばれる技術の延長線上にあるものだ。

 

バックライトの分割をより細かくすることで、画柄に合わせてよりきめ細やかな明るさ調整が行え、コントラストアップを狙える。

 

局所輝度制御技術を用いた液晶テレビは、すでにメーカー各社から製品化済み。

 

ただし、画質を左右するバックライトの「分割数/エリア数」は各社とも明言しないが、エントリーモデルはわずか十数、フラッグシップ級の4K製品でも数百止まりだ。

 

中国TCL社が「ミニLED採用」をうたうQLEDテレビ「X10」シリーズは、15,000個ものLED(極小サイズ)をバックライトに用いているのが特徴だが、コントロールするエリアの数は768。

 

これは4Kテレビとして(2020.3.2時点)、業界最高峰と言えるが、従来の局部輝度制御の範疇に収まるものだ。

 

余談だが、768エリアで15,000個のLED(1エリアあたり20個のLED)を使用するのは無意味に思えるかもしれないが、分割数以外にもメリットがある。

 

LEDは生産上輝度のバラつきが避けられないが、複数個用いることで1エリアとして平準化できる。

また、光源を分散すれば、エリア内の輝度ムラを低減したり、輝度のアップも狙える。

(2020.3.2時点)X10シリーズの場合、量子ドット技術の効果も含めてだが、画面輝度の性能は1,500nitsを達成している。

「ミニLED」に明確な定義や規格がないので、何をどう呼ぶかはメーカー次第のところもあるが、X10シリーズは構造から考えて、「第1世代ミニLED」としておきたい

 

(2020.3.2時点)最新のミニLED技術としては、TCLがCES 2020で発表した「Vidrian Mini-LED」に注目だ。

 

画面と同じサイズのガラス基板に数千もの極小LED光源と配線を埋め込み、すべてのLEDを独立してコントロールするというもの。

 

これを、TCLは65型以上の8Kテレビで採用するとしている。独立した部品としてのLEDを配置するのではなく、専用のガラス基板として製造する点で画期的で、(2020.3.2時点)今後は「ミニLED」と言えば、このような方式を指すことになるかもしれない。

 

また、このようなガラス板にLEDや配線を埋め込むミニLED技術は薄型化が可能で小画面にも適するだろう。

 

 

まとめ


有機ELは輝度と寿命に課題が残り、価格も高価になりやすい。

 

今後はカラーフィルター方式のさらなる改善や、印刷生産方式によるRGB独立タイプの登場も期待できるが、時期ははっきりしない。

 

マイクロLEDは原理的にディスプレイに適しており、理想的な方式に思えるが、生産性も含め、一般家庭で購入できる価格帯の製品が登場するまでには少し時間がかかりそうである。

ここで注目したいのがミニLEDというわけだ。

 

すでに確立されている液晶方式をベースに表現力をアップ。

信頼性、コスト、消費電力などの面から、「今の家庭」にタイムリーな技術と言えそうだ。

 

2020年の夏は、ミニLEDを用いた8K液晶テレビでのスポーツ観戦が“普通”になるかも?

鴻池賢三
オーディオ・ビジュアル評論家として活躍する傍ら、スマート家電グランプリ(KGP)審査員、家電製品総合アドバイザーの肩書きを持ち、家電の賢い選び方&使いこなし術を発信中。

 

価格.com マガジン 2020.3.2

話題の新世代ディスプレイ技術
液晶&有機ELに続く!「ミニLED」と「マイクロLED」って何? より、引用しました