月の満ち欠け | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

「月の満ち欠け」 直木賞 2回に分けて丁寧に読了

 

大変読みやすかった

人生経験が、もしかしたら、私の方が豊富な気がした

女性の心理、少し違う気がした

そういう風にこの作者は感じるのだろうが、想像でしかないのだろう

「事実は小説より奇なり」 平凡な小説であったという実感がした

 

私の人生経験が、かなり異質なのかも知れない

小説より奇なりの人生は、かなり聞いたし・・・

 

最終13章 9ページは無くても良かった気がした

 

輪廻 生まれ変わり 前世の記憶を持つ子

興味があるテーマだが、4代目+α

αが13章 驚きを感じるより複雑すぎてうっとうしい

 

どれが初代でどれが2代目、そして3代目、4代目

わかりにくいと感じる

 

しっかり読まないと、主語が省略されている文章が続き

それを理解して読まないといけない面倒さがある

 

どういう相関関係になっているのか、何度か見直して

何とか理解しながら読み終えた

 

韓国ドラマじゃないし、有り得ない事故死が何度もあって変

 

他の本にあった話だが

「この世の10年は、あの世の1日」 という時間の速度が違う話を

私は信じている

 

生まれ変わりが早くて、すぐ生まれ変わる人もあれば

400年後もある

この世の400年後であっても、あの世の時間では40日にすぎない

 

佐藤愛子さんのケースで言えば、前世は、アイヌだったり、

逆にアイヌを滅ぼした人だったり、立場がちがう前世を持っていた

 

たまたま前世の記憶を残している人もいるだろうが

前世は前世なのだから、特に問題なければ、こだわらなくてもよい

と聞いている

前世も多すぎて、どの前世なのだという話にもなると聞いている

 

この小説の、直前の前世を引き継ぎたいというのは、ムリがあるし

狭い見方の気がするし、引き継ぎたいほどの愛を感じない

 

直木賞としてはよい小説だったが、正午さんの他の作品は

もっと面白いのだろうか

 

芥川賞も読んだが、そちらよりはこちらが私は比較的楽しかった

 

それよりも、ずっと今はマンガの方が面白い

 

ワンピース 36巻 仲間割れが気になって

続きが読みたくて仕方がない

 

小説の楽しみと、マンガの楽しみは違う

 

読みたいところだけ読める小説と、ロールプレイングゲーム

のように、続きを順序良く見ていきたいワンピースのようなマンガは

かなり違う

 

図書館で目の前の本棚に並ぶ題名を見ているだけで

読みたくなる本はいくつもあるが

雑誌のように、読みたいところだけ読んですんでしまう本と

次もその作者の本が読みたくなる本があるはずだが

マンガが一段落したら、次の本も読みたくなるような作者の本を

読みたいと、今日は思った

 

ワンピース あと 50巻近くあるから、2ヶ月はかかる

その後、Dr.コトー その後は、マンガで読みたい本はレンタル屋に

見つからないだろうから、普通の本を読むだろう

 

 

台風対策、今夜から明日の朝にかけて風が強いようだから

遅ればせながら、20時から多少ジタバタ対策した

今年、まともに台風対策するのが初めて なので

私はすべき対策をよく理解していない

 

強風でとんでもないことは、2回うちでも起きているので

それを思い出しながら、被害を最小限にしたい

 

小さい台風ですが、初めて自分で対策してみました

 

日頃から、もっと色々対策品を購入しておいて、

周辺の被害を参考に、来年の台風用に考えたいと

夜、かなりの強風に驚きながら、思いました