宝山寺 獅子閣 | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

10(月)は、3連休の最終日

前日にどこへ行こうか、もう朝から帰ろうかと考えていたら

観光パンフレットがあり、特別公開の日を見ていたら

宝山寺(ほうざんじ) の獅子閣 いわゆる外人向けの迎賓館が

あった

 

1884年(明治17年)なので、132年も経ってます

外部は擬洋風 洋風建築模倣の頃の工作が優秀、使用材料も良好

金具などは、メイドインUSAの刻印だそう

もともと、寺社を作るのに寄進された材木が余って外人向けの迎賓館を建てたそうです

 

平成17年から22年に解体修理、国の補助金を利用したので

その後、公開したが、それまでは一切非公開だったそう

 

 

緑色の窓から見る風景は、

赤色の窓からは、

青色の窓からは、

黄朱色の窓からは、だそう

 

1Fはフローリング、2Fは10畳の和室2間

周囲にベランダや廊下

神戸の異人館ほどではないが、面白い建物です

 

和洋折衷の建物は、おじいさんの家にも1部屋

洋風の部屋があり

丸いガラスの扉、船室のような洋間でした

 

らせん階段はお客様用だそうで、

給仕用には、この急な階段が別方向にあり、

手すりを使って白の漆喰壁が汚れないようにと

最初から壁が手すりに沿って半円に削って黒い色がつけてある

 

この建物で触っていけないのは、漆喰壁と襖だそうです

 

母方の祖父宅にも、階段が2か所あり、

1つは急なので取り外されていて、それを思い出しました

 

今の建物で、階段が2つある家はあるでしょうか

(父の家は、2つあったなあ  あまりに変わってるので気づかなかったが)

 

玄関前には、鯉に似せた置物が、水の中にありました

 

生駒山のケーブルカー 中腹が、宝山寺 この上に山上遊園地

せっかく天気も良いので行ってみました

昭和の初めに複線化 と言っても、レール切替えですれ違う場所を

作ったという それから既に90年近く経っている

ケーブルを引っ張って登ったり降りたりしてました

 

家族連れで一杯  モスバーガーを持って山上で食べてる家族あり

山上のレストランは行列で、とても混んでる時間帯でした

 

山から降りて、生駒駅そばで、モスバーガー行きました

ついでに携帯電話 充電しました

 

近鉄フリー切符には、生駒ケーブルカーの料金も含まれていて

これは山上遊園地が近鉄なのかな

 

最初、気づかず、駅員さんに聞いたら、「払戻ししまひょか」

と親切に言ってもらったので、その分をどこかで還元と思っているうちに

名張駅で急行待ち 一時下車して、街を散策し、

地元出身という 観阿弥と江戸川乱歩の像を駅の裏表で見ながら

宇治山田まで行き、真珠漬けを買い、名古屋に戻って来ました

 

最初は、大阪あたりを考えていた3連休でしたが

奈良だけで終わってしまいました

坂道の多い、道のとても狭い奈良の街を見て

いくら車で移動できるとしても、これほどの狭い道を走るのは

かなわんなあ という印象を持ちました

 

特急電車は停まるのに、駅前をちょっと離れると、コンビニも無い

道路も狭すぎる坂道など傾斜がありすぎる住宅地を見て

年寄りにはきつい街という印象を受けました

 

スーパーも、30年前の名古屋にあったようなローカルスーパーが

今も健在で、タイムスリップした印象でした

 

これほどの田舎に住んでも、医療関係は大都会が近いから

沖縄よりは格段に素晴らしいが、

それ以外、田舎の良さはあるにしてもベッドタウンという他に

何があるのだろう という印象を持ちました

 

道がゆったりして、田舎なら落ち着くのだけれど

実家と変わらない錯覚を持ちました