沖縄・宮城島の十二ヶ月 前半の感想 | 猿の残日録

猿の残日録

いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

2009年9月発行 川上宏著 55才の時の出版
2007年10月 53才で移住 

9月に浜比嘉島ホテルに泊まった時
沖縄そば川上が、
イチハナリアートに参加するためのコラボ雑誌
を見て、その内容に興味を持ち
すぐにそばを食べに行き、お店でこの本を買いました

「本を買ってくれてありがとう」 と、さらに割安にしてもらえました

その本を読み始めて、読みやすい本だなあと感じます
内容も、以前ネットで読んだ人と思うが、実際にお店で本人に会い
一言だけでも話をすると、とても品のいい生まれつきのお金持ち
らしき上品さがある人に感じられました

イチハナリ とは
イチハナリと呼ばれる、うるま市の一番離れた島、伊計島(いけいじま)
のこと なんです

川上さんの購入した家は、宮城島

本を読んでいると
大町や伊豆にも家がある いわゆるオーナー社長の家なのかな
と思うのは、私の学校の先生も、大町に会社の別荘があったから

母親は日本舞踊の師匠 田舎が好きで父親より先に亡くなり
父親の介護のためもあり沖縄移住されたよう

海外移住も検討できるほどだから、一般人とはちがう が
長く大病をされたので、経済的にも大変ではないだろうかと
思いながら読みました

移住直前で忙しいのに迷い子ネコの心配をする点も
私とはかなり違う

老犬を含む3匹の犬の心配をして、フェリーで一緒に沖縄へ
途中で、犬のトイレのために、奄美大島で一度おり
港のすぐ近くの空き地を四周する頃にトイレは終わった

犬を飼うというのは大変な事だなと感じた

39才で脳脊髄液減少症 当時は原因不明の病気
49才でようやく病気がわかり、8回の手術で海外旅行も
できるほどになったとのこと

この病気は、最近、沖縄の親戚の私と同年の女性がなったので
知っている病気でした  数年前にわかった病気ですから
昔は原因不明の病気なのです

26才で、「沖縄離島情報」 というムック本を作ってる
出版社が仕事

川崎生まれ、30才で河口湖の別荘、八ヶ岳、大町
妙高、軽井沢、伊豆とずっと田舎暮らし といっても
別荘地が多かったので近所づきあいはほとんどなかったそうです

平安座島には石油基地があるが、それを造るのに
平安座島は埋め立てで島が倍の広さになり、
埋め立ては宮城島に向かって造成されたので
両島はひとつの島と間違うくらい接近してしまっている

 ( 私はこのおそば屋さんへ行くのに、わからずに
  30分以上行ったり来たりして、ようやく見つけた
  のぼりが立っていても、運転していると気づかないのです )

銀行で新規に口座を作った時、1時間半待たされた
1時間半の中に5回窓口に呼ばれて、1回で済むような確認をされた
とある そう言えば、海邦銀行で作った時も喫茶店行けるくらい時間が
かかってたなあ と思い出しました

移住者にはわかりやすい本のようです
私には、移住者ではないからか、
つまり親戚が沖縄にいるわけだから
Uターンに近い感覚だからか、内地との違和感というのは
今さらあまり感じない というか、ちがって当り前と思っているので・・・

世界各地の移住候補地と比較して、お金の数字や
沖縄の各地の比較 どれも普通にはここまで記録できない
犬猫の殺処分数と分類、理由など、よく調べてあり感心します

10月~2月 まで読んだのですが、季節ごとの気候の違い
移住までの物語をうまく文章にされていて
最初は丁寧すぎる気がしたけれど、本当に理解してもらうには
これくらいきちんと書かないといけないのだということが
よくわかりました

そば屋さんで見た絵も、たしかこの方が書かれているはず
文書も絵も才能がある方で、今度行ったら、もう1冊の本も
購入しようと思います

今まで、沖縄にずっと連続して住んだことはありません
行ったり来たりを何年かしたことはあり、実質沖縄が半分以上
でしたが、ずっと生活している人に、沖縄の1年を教えてもらえる本です

知らなかった沖縄の色々な数字も、あちこちに書いてあり
ずっと地元紙を読んでいればわかるかも知れませんが
そういう機会もこれまで無く、この本で知ることができて大変幸せです

親孝行したくてできてない私には、読んでいて辛いけれど
そう感じるために読んでるのだろうなと思いながら読んでます

だから、早く読めません

また、後半は、後日ゆっくり読んで、感想を書きたいと思います

たまたま、4位から、1位 オーラス 27000点差を逆転
 
リーチ一発ツモ平和ドラ4 裏ドラはなしで 親倍満
4回 3位 で もうやめるつもりが、本読んだ後、最後の1回
ラスは、1回もなかったから良かったかなと お助け麻雀でした