「葬儀代を浮かすため」など本末転倒だ という記事を読んで | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

私も将来、献体を考えていたが、調べてみるとどうも、有り余っている感じ

過疎化の地方の大学などでは献体が不足しているかもしれないが
都市では充分すぎるようだ

それなら、必要とされる過疎化の地方の大学で献体できるように
これからゆっくりと自分なりに考えればいいのではないか と考えました

成分献血も名古屋では、意外と人が集まって平日以外は面倒がられる
時代になった気がするが、沖縄では献血者が少ないらしくまだ歓迎される

臓器移植も、今は病院が対応できないからあり得ないが、
おそらく有り余ってくると同じように迷惑がられるだろう

各国の法律上のちがいと、需要と供給のバランスかなと感じました

日経ビジネスオンラインの、2つの記事を読んでわかったことです

以下、抜粋です

近年、献体の数が増えている。

30年前、1984年に実施した全国の大学での解剖数は3293件。
このうち篤志による献体は1528件で半数にも満たなかった。
当時、解剖実習に使われる遺体の多くは警察から提供を受けた身元不明の死体だった。


しかしここ数年、故人の遺志で献体を申し出るケースが飛躍的に増えてきた。
2012年度は解剖数3728件に対し献体数は3639件(献体比率97.6%)。
献体でほぼすべての解剖実習を賄えるようになっている。


核家族化によって、独居老人が増え、孤独感、死後の不安感ゆえに
献体を申し出るケース。

献体すれば、死後、防腐処理が施された上、大学で一定期間保管され、
解剖実習後は遺骨となって遺族の元に還される。
引き受ける遺族がいなければ遺骨は大学内の供養塔などに収められる。

大学では、定期的に慰霊祭を実施している。
つまり、献体することによって、「死後が見える安心感」が得られるというのだろう。

「過疎化にある地方の新設医科大学や歯科大学では
献体が集まりにくい実情がある」。


献体を希望する人は知名度の高い都市部の大学や、
自身が通院していた付属病院の大学を指名する傾向があるという。
遺体の運搬の制限もあり、献体する場合は、自宅から近い場所の
大学に限られる。

以上の理由で献体が都市部の大学へ集中する傾向にある。
献体の世界にも、都市と地方の格差が影を落としている。

受け入れる大学側の問題も切実だ。
解剖医の不足や、献体者本人や遺族に対して手厚くフォローをする
大学スタッフの数が足りていない。
また、遺体を保存するスペースも限られる。

最近、献体希望者で増えている理由が、
「献体をすれば、大学側が葬儀や埋葬をやってくれる。
葬儀代を浮かせられる」というものだ。
先述のように、身寄りのない人の場合、遺骨は大学に収められ、
慰霊祭が実施される。

しかし、杏林大の松村教授は次のように危機感を露わにする。
「本末転倒な考え方で、そういう申し出は基本的にはお断りしている。
純粋に医学への貢献を思って献体に登録されている方に
不愉快な思いをさせることにもなりかねない。
そもそも献体は無条件、無報酬の考え方に基づいており、
葬儀代の節約のための献体となってしまうと、制度そのものが崩壊する」。

生活保護を受ける高齢者の中には、やむにやまれず献体を
希望したくなる心境も分からぬではない。
しかし、松村教授の言うように、献体は「医療への貢献」という、
極めて純粋な動機によって成立するものだ。

以上、

献体が増加する哀しい理由 「葬儀代を浮かすため」はNG
という記事の概要です

この記事の後に、

「葬儀代を浮かすため」など本末転倒だ
グラフで見る「献体」を支える哀しき高齢化社会

という続編の記事がありました

「献体をすれば葬儀や埋葬の費用が浮かせられるから」
という誤った理解による希望者も出現している。

献体の本来の趣旨は医療への貢献であり、若き医師の育成にある。
このシンプルかつ純粋な目的が、社会情勢の変化とともに
曲解されてきているとしたら残念なことだ。

献体数が確保される間は、基礎医学に影響が出ることはないだろう。
だが懸念されるのは都市と地方の格差問題。
献体希望者は少なからず特定の大学を指名するケースがあり、
人口減少傾向にある地方の新設大学や歯科大学では献体が集まりにくい。

一般的には知られざる献体の実情だが、そこにも世相が透けて見える。

と、まとめてあります

         

以下、私の感想です

葬儀代は、実際は、まったくかからない
まったくお金がない場合、国がすべて最低限せざるをえないから

さらに、生活保護者の人たちが、献体を希望するだろうとの思い込みがある

死にゆく人に葬儀代の心配などどれほどあるだろうか
後々の供養をしてほしいという考えはあるだろう

それより、何か社会貢献したいと思う気持ちがあるから
献体したいと思うはずだが、その点を抜きにして
大学の都合だけ考えて、献体を迷惑がっている

需要と供給で、必要ないのに押し売りされるのは迷惑だろう

必要とされる過疎化の大学の近くで最後を迎えなければ
献体はできない ということだなあ

          

指値 で、1つ売却できました
777 の指値で、783 で売却
782,160円 手数料を引いた後の金額

指値で売却できたのは初めてだが
指定金額を超えて売れたのは
動きがそういうものだったからだろう
朝すぐだった 1日すぎてやや上回って終了してる

もう1つは、まだ売れてません
購入価格を指値にしてるけど
その下あたりで、うろうろしてる