昭和19年生まれの先輩がいた
父親は不明、母親が施設に預けて
そのまま 縁もゆかりもない人にもらわれて
大学院まで出させてもらい、博士となった
育ての両親は明治生まれ
厳しく愛情深く育ててもらったらしい
この先輩は、質素な生活で
会社の部下が冬に魚を届けに家に
行くと、家の中でジャンバーを着ていたという
子供達は、エアコンが無いので
エアコンのあるおじいちゃんの家に行き
ちょうど交流にいいと言ってた
育ての母親が亡くなり、90を越える高齢の
育ての父親が一人で家に住んでいた
先輩は高給取りになっていて、近くに家も作り
同居を申し出たが、明治生まれの育ての父親は
一人がいいと断った
仏壇の線香の火から出火したと先輩から聞いた
地元の新聞に、老人 孤独死 と書かれたことが
とてもつらかった
新聞社に抗議をした
その話を先輩から聞いて、人の気持ちは
わからないものだから、一人で生活してる人も
孤独とは限らないと感じた
自分も一人で生活しているし、単身世帯が
世の中多くなっている
気兼ねなく生活できるから一人がいいという
人がお掃除などの会社にも何人もいる
元気でいられるうちはそれもいいのかも知れない
スカイマーク シニアメイト1 というのが始まってる
60才以上、前日と当日は予約できる
普通運賃の半額位 1万数千円
これならまともに歩けず体調が不安な父親と
一緒に飛行機に乗れるかもと期待が膨らむ
ANAのシニア割りでも、65才以上なのだから
私が株主優待券を使えば割と安く同乗も出来る
問題は父親が、どれだけ歩けるか、体調が悪化し
入院となった時の母親にどう説明できるか
母親は、父親に長生きしてほしい
もうたくさん旅行は行った
ここ(自宅)に居なければいけないのだと言っている
母親抜きで父親だけ連れてくることも
考えたりする 一度見たいだけなのだから
もう一つ、大きな問題は気持ちの問題かも
と思うことがある
沖縄に来て父親は楽しいだろうか
過去、2回、来ている
結納の時、日帰りで、3名 27万円以上使った
その数年後、フリープランの家族旅行で来ている
沖縄の食材は口に合わず、散々だったらしい
地元の大きな都市に、「子育てをするのにいい」
と看板を見た
人口の減少が始まっている 過疎化
駅前の公衆トイレに紙が無い
便器にペーパーごと入れないで下さい と
書かれている 補充もされてない
近くにビジネスホテルがあるから不便はないが
沖縄の場合、糸満道の駅で見た
「ティッシュペーパーを持ち去らないで」という
表示を思い出した
観光客用か、紙は常に補充されている
面白半分にイタズラする人が集まる
駅前の土地より、沖縄の方が
貧困であっても紙があり、住みやすい
のじゃないかなと思った
沖縄は台風で大変だ、水不足もある
今は水不足は無いし、台風は事前に
わかるから地震よりマシだよ
(久しぶりに、妙にまともに話をした)
それなら沖縄の悪い所は
少し考えて
仕事自体不要の人もいるし
シロアリ対策すればいいし
特に問題はないので
きれいな観光用の印刷物を見ると
どこから費用が出るのかと思う
お店の負担金だけではないように思う