「かりゆし(嘉例吉)」とは、沖縄の方言で「めでたいことや縁起のよいこと」を意味します。「嘉利吉」とも書きます。
皆様は≪かりゆしウェア≫ってご存知ですか
≪かりゆしウェア≫は、夏を快適に過ごせる沖縄ウェアです
今日は、≪かりゆしウェア≫についてお話したいと思います≧(´▽`)≦
○「かりゆしウェア」の歴史
◆1970年 社団法人沖縄観光連盟(会長:宮里定三)が、アロハシャツに負けない、沖縄らしいウェアを作ることを目的に、「おきなわシャツ」を一般公募し、発売。
◆2000年 6月、九州・沖縄サミットに向け再度ウェアの名称を検討し「かりゆしウェア」に統一。
社団法人沖縄県工業連合会が「かりゆし」の商標登録を行う。7月、サミットにおいて各国首脳が着用したことで、以後急速に普及。
◆2007年 クールビズがスタートする6月1日の閣議において、全閣僚がかりゆしウェアを着用。
○「かりゆしウェア」の定義
(1)沖縄県産品であること
(2)沖縄らしさを表現したもの
○「かりゆしウェア」の着こなし
清潔感があり涼しげに着ることがポイント。フォーマル、インフォーマルを問わず、裾はボトムの外に出して、涼しく着るのが一般的です。
仕事着としての着こなしは、男性はスーツのスラックスに、通常のビジネスシューズという組合せが一般的です。女性は通常のパンツやスカートと合わせることが多いです。
○「夏季の軽装」とかりゆしウェア
地球温暖化防止及び省エネルギーに資するため、毎年6月から9月まで「夏季の軽装」が励行されており、かりゆしウェアは、この軽装の一例として認められています。
なお、沖縄県では、毎年4月から11月までをかりゆしウェア着用奨励期間として、知事を筆頭に地方自治体や地方議会でも着用が進んでいます。
○かりゆしウェアの柄、素材等
かりゆしウェアは、「八重山(やえやま)ミンサー」、「琉球絣(かすり)」、「紅型(びんがた)」等伝統工芸の織物を模した柄や、ゴーヤ、シークヮーサー、シーサーといった沖縄独特の風物をモチーフにした柄があります。
また、「月桃(げっとう)混」、「サンゴ混」など沖縄の生地素材や高瀬貝の貝ボタンなど、沖縄らしい素材を使ったかりゆしウェアが生まれるなど、多様化が進んでいます。
「八重山(やえやま)ミンサー」
「琉球絣(かすり)」
「紅型(びんがた)」
僕も、せっかく沖縄の仕事をしているのだからって事で、去年から≪かりゆしウェア≫を着ていますо(ж>▽<)y ☆
お勧めは『月桃物語』さんの≪かりゆしウェア≫
『月桃物語』さんでは、月桃から生まれた布でウェアを作っています
【月桃・混素材について】
沖縄特産の芳香植物「月桃」は初夏に可憐な花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。
「月桃」は、沖縄の人々にとって馴染み深い植物です。
現在沖縄県では「月桃」を県の地域産業振興の農産物として位置付け、研究開発を進めており、すでに食品や防虫剤、芳香剤などとして販売されています。
月桃・混素材はこの沖縄産「月桃」の茎部を開繊し、クラボウの特殊紡績技術で作り上げたもので天然素材特有のナチュラル感溢れる素材です。
僕の一番のお気に入りは、これ↓↓↓
沖縄の国際通りにあるお店で買いました
琉球和柄の沖縄産和風アロハシャツ【花織ストライプ柄】
すごく肌ざわりが優しくて、とても涼しく着ています
6月に入っていろんな企業がクールビズを取り入れていると思います。
ぜひ皆さんも“かりゆしウェアデビュー”して、沖縄気分で暑い夏を涼しくお過ごしください(*゜▽゜ノノ゛☆
琉球鼓舞道場 主宰