臨床心理士が 

トラウマに出会ったとき 

 

たどり着いたのは “からだの声を聴く”

ソマティックな視点でした。

 

ソマティックって何? 

▶︎▶︎こころと身体のためのやさしい

  心理学とムーブメントを届けています。

 

 

 

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自分を傷つけるようなひどい癇癪があり

お医者さんでADHD傾向と言われている

小学校2年生のMちゃん。

 

 

 

Mちゃんは、お母さんに

甘えるのが苦手なようです。

 

 

 

お母さんも、Mちゃんを想う

気持ちはあるのだけれど

どうやってMちゃんを受容したり

共感したらよいのか分かりません💦

 

 


こういう場合、お母さんは頭では

「子どもを受け入れなきゃ」

分かってはいるのですが

 

 

 

自分がそうされた記憶がなく

成功した体験もなく

どうしらよいか分からないのかもしれません。

 

 

 

【脳が傷ついてる?】



「虐待をするお母さんの脳は、傷ついている」

そんなことも言われています。

 

 


実際にトラウマのある方に

脳の部分的な萎縮、肥大が

目に見える形で認められていて

 

 

 

神経の過敏さや鈍感さにつながって

いるということがあるのです。

 

 

 

虐待はいけないと、いくら

理想的なことを言われても

理屈ではなく本能的に

反応してしまうのですね。

 

 


この記事では、

虐待の事例ではないのですが

「共感できない」お母さんと

「甘えられない」お子さんが

 

 

 

理屈ではなく自然に

つながっていく様子を書いています。

 

 

 

子どもの心をどうやって聴くか?

分からなくなっている方のために

参考になればと思います。

 

 


また、小さい子どもの場合はこうやって

心が回復していくんだということ

遊びや表現を通して子どもと関わる

ヒントになればとも思います💡

 

 

 

(以下の事例は、真実を曲げないように

事実は個人が特定されないように

守秘義務に配慮しています。

絵や作品は同意を得た上で写真を撮り

私がレプリカ仕様にしたものです)

 


* * *

 


Mちゃんとお母さんが相談室にやってきました。

 

 

 

座るとすぐにお母さんから

最近のMちゃんの癇癪の様子と

イライラすることが増えている

との話が始まりました。

 

 


「そうでしたか。最近はそんな

日々だったんですね。」、と聴きつつも

Mちゃんの前でネガティブな話が

盛り上がっていきそうだったため

 

 

 

私はMちゃんに声をかけ

「Mちゃんはどんなこと話したいの?」

と聞きました。

 

 


するとMちゃんは

「嫌なことあった。でも言わない!」

と強気な態度です。

 

 

 

それを見てお母さんは「いっつもそうだよね。

あまのじゃくだから言わないんだよねー」

と茶化すように話すと、Mちゃんは

「ふんっ!」と怒った感じでいます😤

 

 


私から、Mちゃんに

「嫌なことあったけど、言いたくないんだね」

と声をかけ

 

 

 

「話したくない時は、絵を描いたり粘土触ったり

何か作ったりしてみよっか」と

作品作りに誘ってみました。

 

 


すると、粘土がしたいと言うので

「じゃあ、この粘土を3人で分けっこして…」

と粘土を三等分して配りました。

 

 

 

そして私はMちゃんに向かってこう聞きました。

 

 

 

「イライラした気持ち、嫌だったなぁ

っていう気持ち、どこにあるのかなぁ」

 

 


さらに遊ぶような感覚で

 

 


「もしかしてここ(胸のところ)?」と

粘土が胸のところから飛び出してくるような

ジェスチャーをしながら

 

 


「Mちゃんの気持ち、この粘土で

作ってみようか」と提案しました。

 

 


Mちゃんは粘土を丸くしはじめました。
だんだんハートのような形になってきます。
そして、最後にそのハートを割りました💔

 

 

 

 

②につづく…

 

 

 

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