『下手の横好き』 -10ページ目

2019年本城攻め南部領2

台風一過の10月13日

 

九戸政実の乱で九戸側に味方した城

姉帯城(あねたいじょう) 岩手県二戸郡一戸町姉帯字館

「日本城郭全集」には載っていないので説明看板をどうぞ。

 

曲輪への道は舗装されていたので、泥んこズルズルにならずに済んだ。

 

説明にもある通り「館」レベルの小城である。これで秀吉の”京儀軍”を迎え撃つ蛮勇。

 

台風一過で緑が映える。

 

キッチリ建物跡も調査されている。

 

堀尾吉晴勢に打ち取られた姉帯兼信。

 

供養塔

 

祠。地元民が代々世話をしているのだろう。

 

曲輪の土塁はかなり風化している。名残はあった...

 

続いては、本命の一つ

九戸城(別名:福岡城) 岩手県二戸市福岡字城の内

明応年間(1492~1501年)に九戸氏が築城と伝わる。

九戸氏は鎌倉時代に南部氏の始祖・南部光行の子・行連から始まる。

南部光行は、清和源氏義光の流れをくむ加賀美氏である。

 

ガイドハウスは台風の影響で閉館していた・・・

 

戦国時代、南部氏を最盛期に導いた24代・晴政が隠居し子の晴継が早世すると

跡目争いが起こった。

九戸政実は弟の実親を、重臣・北信愛は22代・政康の子である石川高信の子・信直を推した。

信直が26代に決まったことで政実は三戸南部氏(本家)に対して恨み骨髄となった。

 

 

天正18年(1590年)大浦(津軽)為信が反乱を起こし、征伐軍の先鋒に政実を任命したが

病気と称して出陣せず、そうこうしていると秀吉からの小田原参陣命令が届き

信直は兵1,000人を率いて小田原に出陣した。

 

発掘調査中の二の丸大手

 

本丸を囲む空堀

 

 

小田原北条氏が滅んで”奥州仕置き”が始まると不満を持つ武士たちが集まり

そこに乗じて、信直への反抗心から政実は南部本家に対して戦を仕掛ける。

「九戸政実の乱」である。

南部軍の主戦力として精鋭であった九戸勢は最初有利に戦況を進めていたが

信直が秀吉に救援依頼をして、蒲生氏郷を始めとした大軍が到着すると

九戸城に立て籠って膠着した。

奥州取次の浅野長政は、城兵、女子供の助命を条件に和睦交渉し政実も合意して

城を出たが、これは偽りでなで斬りとなってしまった。

九戸城は蒲生氏郷が石垣等を整備して「福岡城」とし、一時南部氏の本城となったが

信直の子・利直が盛岡城を築いて移って、廃城となった。

廃城となったが江戸期も番屋が置かれていたという。

 

本丸にある模型

 

石垣が見える。

 

 

 

 

 

西新宿鮫勢との比較で、その大きさが分かる!

 

 

土塁も大きい

 

 

「九戸政実の乱」は、必ずゲーム化します。お楽しみに(宣言して自分を追い込むスタイル)!  つづく

2019年本城攻め南部領1

2019年10月11日(金)

台風19号に乗じて陸奥国南部領を攻めようと出陣。ていうか、ここ数年、天気には呪われている。

 

先ずは先鋒として、盛岡駅周辺で軍議(と銘打った飲み会)。

増山勢、吉川勢の戦意は高い。

 

盛岡郷土料理の店 沢内甚句

ホヤが新鮮で臭みがなく美味し

 

日本酒も美味し

 

初ジャージャー麵も美味し

 

翌日、昼前に後続部隊(西新宿鮫勢、麿勢、豚山ゴリ子勢)が盛岡に到着、5軍編成に。

腹が減っては戦が出来ぬ。

冷麺の有名店 盛楼閣

 

ただ、この日は台風が近づいており盛岡城は最終日に回し

一路、付け城(宿)である 新安比温泉 清流閣 へ向かう。

朝夕食付き ¥10,450/1名 はリーズナブル。

 

ゲーム宴では「ソクラテスラ」「ごもじ」「モレール」等をプレイ。

名前はそこそこ面白いが何の役にも立たず。

 

ワー帝!

家臣の前で「ワテが、ワー帝だんねん」とダジャレをかまして、笑った者を処刑する暴君。という設定でした。

 

初日は台風一過後の城攻めに備えた一日でした。     つづく

発売40年目にしてインぺリウム

2019年9月29日 ミドルアース東京支部へ出陣

国際通信社からボックスで再販された「インぺリウム」を購入

プレイするためだ。

恥ずかしながら「インぺリウム」を今までプレイしたことが無かったことを

隠ぺいリウムしていた(しょーもない)。

 

こちらも初プレイの豚山ゴリ子さんとルール確認を含めて対戦した。

 

帝国軍:ゴリさん

地球軍:隠ぺいリウム(もうええ)

初期配置からして良くわからないので、いきなりモニター艦を無意味な位置に置いてしまう。

 

そして、いきなり艦隊戦に敗れる。全滅・・・、そして前哨基地を占領される。

帝国軍の特徴である遠距離攻撃(ミサイル)が協力だ。

それを回避して近距離宇宙戦に持ち込まないと地球軍は厳しい。

 

地球軍は装甲はペラペラだがコスパが良い「ミサイル艇(MB)」を量産して反撃。

 

一時は最前線の帝国ワールド「Dushaam」を占領し、このまま保持できれば勝利

というところまで来たが、帝国干渉で「皇帝注目」が出た。

ゴリ辺境長官は、全てを投げうってDushaamで決戦して奪還に成功。

皇帝注目で「功績」ポイントが倍になり、一気に帝国の勝利となってしまった。

なんじゃ、この絶妙タイミングは。。。

 

ということで、慣れればシンプルなルールで壮大な宇宙戦争が楽しめる

世の皆様が「名作」「面白い」「俺がやる」「いや俺が」「押すな押すな」「どうぞどうぞ」と

絶賛するのが理解できました。当分はハマりんぐになりそう。

 

ゴリさん、ありがとうございました。いつかキャンペーンを完遂しましょう!