コピーコントロールCD(CCCD)をご存知の方はいるでしょうか?
かつて2000年代を筆頭に、パソコンにデータとしてインストールすることが出来ないCDのことです。
有名どころだと、東芝EMIから発売されたクイーンのベストアルバム「ジュエルズ」が例にあります。当時、ギタリストのブライアン・メイはCCCDであることを知らずに発売したことで、大変怒ったそうです。
現在では完全に時代と逆行した技術ではありますが、今もなおCCCDとしてリリースされてしまったアルバムは存在します。
もちろん、ちゃんとCDを購入してオーディオ機器で聴くだけであれば何も問題はありません。
しかしながら、PCでデータを読み込んで聴くタイプのリスナーにとっては溜まったものではありません。
現在ではspotify、amazon prime、AWAなどのストリーミングサービスで音楽を聴く時代になりましたが、00年代はiTunesで音楽を聴く人が圧倒的に多かった時代です。
違法アップロードを恐れて、音楽著作権の保護を目的に作られたCDは10年も持たずに廃れてしまいました。
今となっては懐かしいものですが、たまにレンタルCDでCCCDと表記があるものを見ると、「誰が借りるんだろう?」と疑問に思います。
私用目的であることが前提ですが、レンタルCDはデータで読み込んで、長く聴き続けたい人が多いのではないでしょうかね。
HPでLast Autumn's Dream「Pictures Of Love」奏法解説を載せました。宜しくお願いします。