♬艶歌♥時には娼婦のように | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

時には娼婦のように

時には娼婦のように   黒沢年男

テレビ東京 (TV Tokyo)

1978年2月10日

1978年2月10日に日本の俳優・歌手である黒沢年男 (現:黒沢年雄)と、

作詞家・歌手であるなかにし礼の競作として発売されたシングル。

また同年9月に同名の映画も公開された。

時には娼婦のように淫らな女になりな

真赤な口紅つけて黒い靴下をはいて

大きく脚をひろげて片眼をつぶってみせな

人差し指で手まねき私を誘っておくれ

バカバカしい人生より バカバカしいひとときがうれしい...

時には娼婦のように 下品な女になりな

素敵と叫んでおくれ 大きな声を出しなよ

自分で乳房をつかみ 私に与えておくれ

まるで乳呑み児のように むさぼりついてあげよう ...

ストーリー

良介はチンピラ、十郎の恋人と関係してしまい、

それを知った十郎は良介の恋人、真理子を強姦してしまう。

彼女はそのショックで気が狂い、良介の捨て鉢の人生が始まる。

やがて良介はマコと結婚するが、ある時、胸の痛みに襲われ入院する。

彼はマコを抱いてやれない己れに、憎悪と悲しみを感じた。

やがて退院した良介は、マコと交わっていると、

又しても胸の痛みに襲われ病院に運ばれる。

病院をぬけだした良介は雨に濡れながら歌っている狂った少女を見た。

真理子を想い出した良介は少女を部屋に連れて帰る。

そして三人の奇妙な共同生活が始まる。

妊娠したマコは良介の留守に少女を連れだし、

青森の精神病院に入れてしまった。

マコは良介に過去を捨てて平凡な夫婦生活を夢見てほしかったのだ。

事情を知った良介は、マコの妊娠も優しさも知らず部屋を飛びだし、

青森へ向かった。ねぶた祭りに酔う町の中を良介は少女を捜し求めた。

再会した少女はすっかり荒れはて、真理子のイメージは消えうせていた。

良介は東京に帰るが、マコは変っていた。

二人の愛はすれちがい、別れを迎えるのであった。