一富士 二鷹 三茄子 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

一富士 二鷹 三茄子

 

江戸時代のことわざで、初夢に見ると縁起のよいものの順です。
 「富士」は日本一の山、

「鷹」は威厳のある百鳥の王、

「茄子」は“生す” “成す”

物事の生成発展するさまを言い表わしています。

 

また別の解釈に、

徳川将軍家とゆかりの駿河の国(=静岡県)と関係づけるものがあります。

富士はいわずもがな、鷹は富士のすそ野の鷹狩り、茄子は初茄子。

 初物を食べると寿命が伸びるというわけで、

江戸っ子が珍重した初物と言えば初鰹が有名ですが、もうひとつ初茄子。

毎年4月には駿河から初茄子が将軍家に献上されたといいいます。

 

また、「一富士二鷹三茄子」に続き、

「四扇五煙草六座頭(しおうぎ ごたばこ ろくざとう)」

という言葉があったとされています。 

扇や煙草、座頭(琵琶法師の座に所属する剃髪=ていはつ=した盲人)の夢を見ると

縁起がいいと江戸時代の人は喜んだのでしょう。

初夢 

元日から2日にかけて見た夢のことですよ。

 

普段、割と夢をみているんですが、

初夢と問われると、これがなかなかみないんですね。

元日の夜、死んだように寝込んじゃうかな(笑)

 

此のブログをアップしてから寝ますので、

今年は初夢はどうかな?みてもすぐ忘れますから(笑)

 

年取ると、もう夢より現実ですからね。

皆様はいい夢見てくださいよ。