11月ですね。
今年も残りあと僅か...
10月は例年より暖かい日が多かったですね。
地球温暖化と言われて久しいですが、よく分からないね。
櫻が季節外れに開花したり、いきなり雹が降り出したり...
日本の四季の美しさ、情緒あふれる景観や風物詩など、
いつまでも続いて欲しいですね。
俳句で季節を感じましょう...
身にしみて 大根辛し 秋の風
松尾芭蕉
秋深き 隣は何を する人ぞ
松尾芭蕉
「秋がすっかり深まって、この頃は寂しさを何か感じ、
何を隣の人はするか気になっています。」ということです。
道尽きて 雲起りけり 秋の山
正岡子規
柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
正岡子規
「柿を食べていると、法隆寺の鐘が急に鳴り出しました。」ということです。
法隆寺の裏山に鐘の音はこだまして、
微妙なうねりを伴いながら斑鳩の里に伝わっていったよ」ということ。
一夜明けて 忽ち(たちまち)秋の 扇かな
高浜虚子
「一夜明けると途端に涼しくなり、
たちまち秋の扇のように仰ぐものが必要ない気候になった。」ということです。
「秋の扇」とは涼しくなって使用しなくなった扇のことを意味する季語です。
昨日までは暑くて扇で仰いでいたのに、
朝になると途端に秋の涼しさを感じたことを季語で表現しています。
名月を とってくれると 泣く子かな
小林一茶
「子どもが、あのお月様が欲しいので取ってよ、
といいながら泣いています。」ということです。
秋草の すぐ萎るるを もてあそび
中村汀女
「すぐに萎れてしまう秋草をもて遊んで」ということで、
イメージする秋草は俳句を詠む人によって違うかもしれません。
月白や 人肌恋し 宵の宿
松風竜潤
秋深き 隣はナニを する男女
松風竜潤
秋の夜長、お隣のカップルさん...
今頃きっと...
ナニをしているか、気になりますよね💖w