数日前のニュースで見たんですけど、
古代エジプトの書記達の「職業病」について
最新の研究結果が発表されたとの事。
これ、結構面白い研究だったので、
シェアしたいと思います😁
今回のお話のポイントは以下の5つ！
1. 古代エジプトの書記にも「職業病」があった
2. 長時間のあぐら座りで足首の骨が変形
3. ペンをかじる癖で顎にダメージ？
4. 現代のスマホ首に似た症状も
5. 研究はまだ始まったばかり
では、順番に詳しく見ていきましょう！
1. 古代エジプトの書記にも「職業病」があった
皆さん、古代エジプトの書記といえば、
どんなイメージを持ってますか？
実は、最近の研究で、
4000年以上前の古代エジプトの書記達の骨に
仕事が原因と思われる変形が見つかりました
そう、現代のデスクワーカーと同じように、
古代エジプトの書記は
すごく体に負担のかかる
仕事だったんです
私はライターの仕事をしていますが、
大昔の同業者（？）の苦労を知ると、
なんだか親近感が湧いてきます（笑）
2. 長時間のあぐら座りで足首の骨が変形
古代エジプトの書記達は、
長時間あぐらをかいて仕事をしていたそうで。
その結果、足首の骨が
平らになっていたんだとか
現代でも正座やあぐら座りを
長時間続けると足がしびれますよね。
それが何年も続いたら...。
相当大変だったろうなぁ(^_^;)
3. ペンをかじる癖で顎にダメージ？
個人的に面白いと思ったのは、
多くの書記のあごの関節に異常が見られた事。
研究者さん達は、イグサで作った「ペン」を
かじる癖があったのではと推測しています
4. 現代のスマホ首に似た症状も
さらに驚いたのは、書記達の首周りに
変形性関節症が見られた事です。
話をしている人に顔を向けたり、
膝に置いたパピルスに書き留めたりする動作。
この繰り返しが原因なんだそうです。
まさにこれ、
現代のスマホ首や
パソコン首に似てますよね
どれだけ技術が進化しても、
人間の姿勢の問題って
4000年以上変わっていないんですね😅
5. 研究はまだ始まったばかり
ただ、調査対象が少ない事や、
書記と特定できた人数が限られている事など、
まだまだ研究の余地があるみたいですね。
これから他の遺跡でも調査が進めば、
もっと面白い発見があるんだろうなぁ。
ということで、
私も含め現代のデスクワーカーの皆さん、
これを機に自分の姿勢や作業環境を
見直してみましょう！（笑）
私もつい猫背になりがちなので、
姿勢には気を付けねばと思います