● ストレスはあなたの○○から生まれる
こんにちは、
心のブレーキをはずして、
ストレスを自己肯定感に変える専門家、
斎藤龍士です。
お客様のストレスのお悩みの代表的なお話・・・
だんなさんのあの言い方がストレスです
子どもがなかなか勉強しないのがストレスです
お隣さんが夜中に大声でうるさいのがストレスです
姑さんが細かいことまで口出ししてくるのがストレスです
上司が仕事の細かいところまで厳しいのがストレスです
メルマガを出してもお客様の反応がないのがストレスです
コロナの影響がいつ自分や家族に起こるか不安なのがストレスです
などなど、
ストレスをわざわざたくさん見つけて恐れるのが趣味なのですかと思うくらいに、たくさんのストレスをあげてこられる方がおられます。
そもそもストレスは、あなた自身が作り出したものです。
同じことでも、同じ家族でも、同じ家にいても、同じことに会っても、ストレスに感じる人もいれば、ストレスに感じない人もいます。
なぜでしょうか?
それは、
ストレスは、あなたの「価値観」から生まれるからです。
だんなさんのあの言い方がストレスです
→ だんなさんなら、奥さんを気遣って優しいものの言い方をすべきであるという「価値観」
子どもがなかなか勉強しないのがストレスです
→ 子どもは自主的に勉強し、良い学校に行って、良い会社に就職して、生活を安定させるべきであるというあなた独自の「価値観」
お隣さんが夜中に大声でうるさいのがストレスです
→ 近隣の人はお互いに大きな音を出して迷惑をかけるのではなく、静かにして、他の人にイヤな思いをさせてはいけないというあなた独自の「価値観」
姑さんが細かいことまで口出ししてくるのがストレスです
→ 姑さんは私たち夫婦の世話を受けて生活ができているのだから、おとなしく私たちについてくるべきであるというあなた独自の「価値観」
上司が仕事の細かいところまで厳しいのがストレスです
→ 上司は部下に仕事を任せて、どーんと構えてあげるべきであるというあなた独自の「価値観」
メルマガを出してもお客様の反応がないのがストレスです
→ メルマガを出したら、読者はお礼のメールを出すべきであるというあなた独自の「価値観」
コロナの影響がいつ自分や家族に起こるか不安なのがストレスです
→ コロナが早く収束し、みなが安心して暮らせるように国が徹底的に対策を打つべきであるというあなた独自の「価値観」
などなど、
このようにストレスに感じる原因を冷静に見てみると、
あなたがその課題などに対し、
○○であるべきである、
〇〇しなければならないという
あなた独自の「価値観」がそのようなストレスをもたらしていることに気づけます。
そうです。
ストレスに感じることが多い人ほど、
自分なりの「価値観」を明確に持っておられるのです。
よくストレスが多くて、
まわりに振り回されているので、
自分軸が無くて困っているのです
とおっしゃる方がおられます。
まったくの逆で、
自分軸という明確なあなたの「価値観」があるからこそ、
ストレスが多くなるのです。
あなたの
○○であるべきである、
〇〇しなければならないという
あなた独自の「価値観」が
他の人のあなたと違った解釈や行動に敏感に反応して、受け入れられないと思うからこそストレスは起こるのです。
自分は自分、他人は他人、人と違っても良いと思えば、ストレスは無くなります。
人をあなたの思うように動いてほしい、動かしたいと思うからこそ、ストレスが起こります。
人との違いを受け入れると良いとおっしゃる方がおられます。
それはそのとおりなのです。
しかし、それがなかなかできずに難しいと思っている人が多いです。
他人には他人が良いと思う価値観とそこから出てくる行動があり、
あなたにはあなたが良いと思う価値観とそこから出てくる行動があります。
人との違いを受け入れるとは、
その人の価値観の良いところ、
その人の行動の良いところを見つけていけば、
少しずつでも受け入れることができるようになります。
それでも受け入れられなければ、
私は私の良い価値観を持っている、
それを大事にしていけばよいし、
私の価値観を大事に思ってくれる人とだけ
付き合っていくようにしようと
思えば、楽になれます。
あるいは、
私は他の人のそんな価値観では動かないと思えば良いのです。
あなたの価値観は他の人にけがされる必要はないのですから。
ストレスが出てきたと思ったら、
あなたが大事にしている「価値観」があるのだと思ってください。
そして、それは何か見つけてください。
すると、自分も良い「価値観」を持っていて、いいヤツだなと思えますから。