それは、メーカーの設計段階から設定されているドノーマル状態での特性と、アフターパーツ&セッティング等のチューニングによって作られた独自の方向性の2つが組み合わされて出来たモノです。
ドライバーの役割は、その「個性」を理解し、本質的な長所&短所をうまくコントロールして性能の限界を引き出してやるコトです。
ただ、そこでドライバーがドライビングプレジャーを感じるのは、単純に「クルマの長所を活かして走らせている時」だけではありません。
「短所をカバーして走らせている時」にも操る喜びを感じています。
つまり、短所=難しさのあるコトが、楽しさをより深くしているわけです。
しかし最近は、その短所を機械の自動制御でカバーしていこうとするスタイルが主流になってきています。
安全かつ安定した速さを求めるため、メーカーは長所だけを感じさせようとするクルマ作りを目指しています。
結果として「誰でも簡単に運転ができて速いクルマ」が増えていくわけです。
個人的に、そういうクルマたちは飽きるのが早いような気がしてます。
「楽(らく)」と「楽しい」は違うとよく言われますが、困難なコトができるようになる達成感のほうが楽しいハズ。
FDにドライビングプレジャーがあるのは、長短がハッキリしているクルマだからだと思います。









