膝蓋下脂肪体について

今回のブログでは、サッカー選手に多い膝痛症状として膝蓋下脂肪体を取り上げてみます。

膝蓋下脂肪体とは?



膝蓋下脂肪体は図の通り、前は膝蓋靭帯、後ろは半月板、上は膝蓋骨、下は脛骨前面に囲まれた中に存在します。
膝の屈曲伸展に伴い移動します。

膝蓋下脂肪体の役割
衝撃などによるクッション作用。
関節運動における摩擦の軽減。
が主な作用です。

膝蓋下脂肪体の特徴
神経や疼痛受容器が豊富に存在する為に、繰り返される機械的ストレスにのより炎症を生じた際、疼痛を感じやすい。

膝蓋下脂肪体の機械的ストレス要因
1.後方重心(スウェーバッグ姿勢)


①腸腰筋の筋力低下
腸腰筋が引き伸ばされた状態になり収縮する事が出来無くなっている。
②股関節伸展筋の筋力低下
股関節伸展筋が短縮位にある為伸展筋としての機能を果たす事が出来ない。
③足関節の背屈制限
重心位置が後方にある為、足首は後ろに転倒しないように常に地面を踏む様に底屈位へと力が加わっている。
④大腿四頭筋の伸張性低下
常にエキセントリックな伸張が加わる為にこれ以上伸びたく無いと固まっている。
⑤大腿四頭筋の筋力低下
常にエキセントリックな力を発揮している為にコンセントリックな収縮が出来なくなっている。
⑥膝蓋下脂肪体の拘縮
膝関節には常に過伸展の力が加わり続けており、膝蓋下脂肪体は前面に押し出されたままになり拘縮してしまう。


このような事から、サッカー選手に起こり得る膝蓋下脂肪体炎もプレー中の姿勢などに影響する事が大きく考えられるので、フィジカルを上げる必要性を強く感じますね。



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