今回のブログでは、スポーツ現場で私がトレーナーで有り柔道整復師として治療にも携わっていた経験を踏まえて、ケガをした選手の考え方やケガへの認識について書いていきます。


もし、怪我が病院に運ばれるほどの大事故なら、必ず医師のもとで定められたケアをきちんとすることは大前提です。

例えば、骨折は治るまではじっと我慢です。
小中学生の場合は、腕のギプスをバット代わりにして野球をしたり、足のギプスを杖代わりにしてどのくらい早く階段を登れるかを競走している子を見たことがありますが、患部に衝撃を与えることは良いことではありません。

ただ、動かせない、サッカーができない、という状態がジュニア選手のストレスになることも確かです。
しかし、これはいいチャンスなので動かせないほうと逆側を使うトレーニングをする期間だと教えましょう。
最初は簡単なことでいいのです。
腕だったら、反対側で食べたり書いたりする練習。
足だったら、松葉杖で体を固定しておいて、動かせる足でボールをける練習。

いつもと反対の足を動かすことで次のけがのリスクを減らせますし、実際神経系や筋肉を鍛える事にも繋がります。
骨折だけでなく、ねん挫でも同じです。

「痛い」ことは悪くない
痛みは、親にとっても嫌なもの。
子どものボキャブラリーでは、どのくらい痛いのかさっぱりわからないうえ、いざ医者に連れていくと「今は痛くない」と平気で言い放ったりする事もあります。
お医者さんからも、「…痛いときに連れてきてもらえますか?」と言われたことがある人もいるのではないですか?
が、「痛い」と言うことを、絶対に我慢させないようにしてください。
「簡単に痛い痛いって言っちゃダメ!」は禁句にしておいてください。

選手達の中には痛みがある事を伝える事によって、「レギュラーから外される」そんな恐怖を持ってプレーしている選手たちもいます。
しかし、そのケガを隠してプレーする事により、その症状が悪化したり、もしくは選手生命を脅かすような事も有るかもしれません。
だからこそ、すぐに不調や違和感を訴えやすいような環境作りが大切です。

しかし、一部のスポーツ強豪校では事実ケガをした事を伝えると、「干される」という状況があったりもするようです。
そのような形だと選手の将来を奪うことにもなりかねません。
チームとしての形がとても大切なように感じます。

だからこそ、私が提案したいのはチーム事にメディカルトレーナーが存在する事です。
選手の異常にいち早く気付き、プレーが出来る出来ないの判断をくだすべき存在がある事も必要だと思います。


痛みの時の対処とは?
「痛い」が、すぐさま重篤な症状につながることはありません。
まず、どこが痛いのかをはっきりと確かめます。
「ここ?」と、痛みを訴える場所を軽く触りながら確かめてください。
強く押す必要はありません。
そして、早めに近くの医師を受診してください。
けがと違って、時間があるため、医師を選択することができます。

痛みに対する応急処置としては、
①圧迫
②冷却
③休む
④高く上げる(心臓より高く)
頭文字をとって、「あ、れ、やっ、た?」と覚えておきましょう。(本当はRICEなんて言いますが、覚えやすく‼️)
この初動対策をするかどうかで、ずいぶん変わってきます。


※最新の情報ではアイシングはしなくて良い。圧迫がより大切であるという風になってきています。

痛みは、故障です。
車にたとえては失礼ですが、車なら、故障しないように、普段から点検をしますよね。故障してしまったものは、メンテナンスをしますよね。体にもきちんとした点検と、メンテナンスが必要です。

選手自身が普段から自分のカラダに意識を持つ事ができれば、故障を悪化させる事を防ぐことに大いに役立ちます。


カラダ改善専門
パーソナルトレーニング
Body Adviser RS  
代表 萩谷 竜司

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